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日常5 ページ5
『苦しい、、、』
苦しさで目が覚めた。でもなんか違和感があった。なんだろう、体が熱い。とても熱い。
「目を覚ましましたか?」
体が熱くてだるく、起き上がることが出来なかったため、寝たままで声のした方を向くと、とても美しい女性がいた。
『あなたは、』
「私は、胡蝶しのぶと申します。あなたのお名前は?」
『Aと言います。この度は助けてもらっ、!ゲホッゲホッゲホッ…べちゃ』
血を吐いてしまった。恥ずかしさと苦しさ、きつさ、申し訳なささで涙が出てきてしまった。
「大丈夫ですよ、Aさん、落ち着いてゆっくり呼吸しましょう。私に合わせて、はい、スーハー、スーハー」
汚いはずなのにそんなことには目もくれず私を楽にしようとしてくれた。とても優しい方だと思った。
しばらくゆっくり呼吸していると落ち着いてきた。
『ありがとうございます。おかげで落ち着きましたニコ』
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作者名:hiina | 作成日時:2021年8月2日 20時