君しか胸の真ん中にない 2

Story 84 ページ35

約束通り、圭人は片付けを手伝ってくれた



「圭人、ありがと」



圭「え〜いいよいいよ！

ひとりで片付けとかさせられないでしょ？」




鼻に泡をつけて、えへへと笑う圭人は



紳士的だけど、とても可愛く見えた





「あ、あれ…？」



圭「ん？Aちゃん、どうかした？」



「う、うぅん、なにもないよ」



圭「ほんと？」





なんだろう

今の、きゅんって感じ



おかしいな…




胸がきゅんって、きゅって締め付けられた




圭「うりゃっ」



「えっ！圭人？！」



圭「ぼーっとしてるのが悪いんだよ？」





鼻の頭を触ると

圭人と同じように泡がついていた




お返しだからね！
って泡だらけの手のまんま

圭人のほっぺたを両手で挟む




雄「なに、あれ…」


光「さぁ…」


慧「新婚さんみたーい」


涼「ゴリラめ…
あとで、シメるからな…」


裕「あはは！やま、怖いよ！」


大「だぁぁぁぁ！圭人めぇ！！」


侑「大貴、うるさい
みんな黙っててよゲームに集中できない」


涼「知念、なんでそんな冷静なの！」





圭人とのやりとりを見られてるなんて知らなかった…









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