Story 77 ページ28
誰もいないだろうと控えめに
ただいまー
と家の中へ声をかけた
すると
「おかえり〜〜」
愛おしい人の声が聞こえる
「こ、宏ちゃん?!」
宏「なーに驚いてんだよ(笑)」
「いるなんて思わなくて
今日は出かけなかったの?」
宏「んー、昼間は暇だった」
昼間は、
その言い方にひっかかった
ということは、夜は暇じゃない
あ、またあの彼女と会うのかな?
違うよ
その言葉だけ聞きたくて
聞きたくもない言葉を自分から聞いてしまう
「出かけるの?」
宏「ちょっとね」
「そっか」
宏ちゃんは少しだけ俯きがちに答えた
あ、こりゃ、女だ。
私の中で疑惑が確信に変わり
自分自身で墓穴をほった
聞かなきゃ良かった
なんて遅かった
.
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夏叶(プロフ) - かなっぺさん» ありがとうございます!こんな駄作にそのような言葉をかけていただけて嬉しい限りです(;▽;)作者、これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2017年7月3日 21時) (レス) id: 6c223e23ea (このIDを非表示/違反報告)
かなっぺ - ふおぉぉぉぉ!ものすごく面白いです!頑張って下さい!d(((((≧▽≦))))))b (2017年7月3日 18時) (レス) id: 6564d5a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏叶 | 作成日時:2017年6月8日 21時