君しか胸の真ん中にない 2

Story 71 ページ22

美香と話を終え、





トイレいってくるわ〜





と教室を出ると






私はすぐに光のところへ行った






「ひかちゃ〜ん」



光「なにが、ひかちゃ〜ん、だよ」



「細かいなぁ〜
明日、一緒帰ろう！！」



光「まじでー！」



「美香、デートだって…」



光「あいつ、ナイスすぎるだろ」



「そーんな私と帰りたかったの〜？」



光「うるさいわ！」



「一緒、帰ってやんないからね」



光「それは、ずるいわ」



「何それ、どういう意味(笑)」



光「どーもこーも、ねぇよ

もーいいから！」





光はふいっと顔を逸らして


俺の方を見るな！


と手を左右にふった





すると美香がトイレから帰ってきて



光の顔をのぞき込む






美香「すごい照れてるじゃん

顔、真っ赤だよ」



光「2人ともうるさいわ！」




光はぷんぷんと頬を膨らませて


席を立った









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