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連休明けの初日
だらけていた体には
やっぱりお酒は効いたようで
『頭いた〜...』
頭はガンガンするし
タクシーには酔うし悲惨。笑
重たい足を引きずり
やっとの思いでエントランスを抜ける
？『おかえり、A』
なんでよ..
なんであなたが居るの。
爽太さん..
この人がまさに私のトラウマを作り上げた
嘘つき最低男。
この人が簡単についた嘘で
私がどれほど苦しんだか...
爽『A、会いたかった』
『触んないで！』
私の頬に触れようとする手を
思いっきり跳ね除けた
爽『そんな事言うなよ。
あんなに好きだっただろ？
俺のこと。』
全ての嘘に気づくまでは
自分に自信を持っている所、尊敬してた
私には自信なんてこれっぽっちも持てないから。
でも今はその過剰な自信に嫌気がさす。
気持ち悪い...
『当時はね。
好きだった、あなたの事。
でも今は好意的な感情なんて何一つない。
むしろ反吐が出るわ。
よく今更ノコノコと顔出せたわね。
恥ずかしくないの？』
爽『迎えに来たんだよ。
Aには俺が必要だろ？
もう1回、やり直そう？』
この男は何を言っているの..
私と会っている時は
決してしなかった左手薬指の指輪
今はしっかりとはめられているのを見ると
私に正々堂々不倫相手になれってこと？
心底呆れて言葉も出ない。
？『Aにお前はもう必要ない。』
深々と被ったキャップに黒いマスク
臣だよね...
爽『誰だよお前。
関係ないやつは引っ込んでろよ。』
『関係あるから首突っ込んでんだろうが
関係無かったら口はさまねぇよ
大企業の御曹司の不倫なんて
興味もねぇわ。』
爽『なっ、
A、誰だよこいつ
彼氏？じゃないだろ？
お前が好きなのは俺だろ？』
『お前って呼ばないでくれる？
すごいイラつくから。
いつまでも自分が好かれてるなんて
幸せな頭をお持ちなのね。
残念ながら私は
もうこれっぽっちもあなたに気持ちなんてない。
見るだけで虫唾が走る
今すぐ消えて。』
爽『で、でも』
臣『消えろっつってんだろ！！！』
聞いたことない臣の怒鳴り声
爽太さんはそそくさと帰っていった。
臣『ん。』
差し出される左手
私も預ける右手
ぎゅっと包まれる臣の手は
大丈夫って言ってくれてる気がした。
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ゆゆ(プロフ) - Lux-minkさん» コメントありがとうございます☆彡もう少しで岩ちゃんの闇に突入して行くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです(o´艸`) (2017年5月9日 17時) (
レス) id: d526297014 (このIDを非表示/違反報告)
Lux-mink(プロフ) - 岩ちゃんの闇が気になって仕方ありません(笑)執筆応援してます☆ (2017年5月9日 16時) (レス) id: 265b89a83c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます('ω')/これから沢山出てくる予定なので、お楽しみに♪笑 (2017年4月28日 16時) (レス) id: 21a0e7ea44 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 次誰が出てくるのかワクワクです！(^^) (2017年4月28日 14時) (レス) id: ef223e38fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2017年4月27日 6時
