▼ 啓司 day. ページ42
.
啓ちゃんが指定したのは
少し街中から離れた路地裏の焼き鳥屋さん
古くからあるお店で
味は間違いないし
経営者のご夫婦もすごく素敵。
『こんばんわ〜』
− いらっしゃい。
ふんわりとした
優しい笑顔で出迎えてくれた奥さん
お互い労りあって
2人でお店を経営するなんて
ほんと理想。素敵だわ〜
− 奥の個室ね！
このお仕事をするようになってから
行くお店がどうしても決まってくるから
顔を覚えてもらえる機会が増えた
嬉しいし、ほっとする。
案内された奥の個室
よし、お仕事しますか〜
『啓ちゃーん！』
啓『Aー！！
めっちゃ久しぶりじゃん〜』
座ってビールを飲んでいた啓ちゃんは
私が扉を開くなり立ち上がり
私を抱きしめながら左右にぶんぶん揺らす。笑
『啓ちゃん、苦しい..笑』
啓『あ、ごめんごめん
嬉しくてつい。笑
A全然予約取れないんだもん〜
有給入るって突然連絡来て
電話してみても繋がらないしさ〜..』
『ごめんごめん。
そんな事言って
啓ちゃんだって忙しかったでしょ？
ツアーだってあるし！』
啓『それとこれとは別なの！
だっててっちゃんとケンチには
会ったんでしょ？』
『あー..この間ね！
あれは、前から " ご予約 " 頂いてましたから♪』
啓『ずっるいな〜笑』
啓ちゃんは
天然だし、少し抜けてるし
たまに日本語下手なのかなって思う事もあるけど←
でも凄く凄く優しくて
人思いな情に熱い人。
私の " お客様 " 皆に共通して言えることだけど
いつだって向上心を持って
明確な目標に向かって真っ直ぐ歩いてる。
自分に何が必要で
どういう所が劣ってるとか
しっかり把握していて
ほんとに尊敬する。
どんなに忙しくても
挨拶や、人として大事な事は
欠かさないし
ファンの方たちのために
SNSのこまめな更新だって欠かさない。
ほんとに完璧な集団だわ。
ここまで出来た人ばっかりだと
逆に私の欠点が目立って気が引けちゃう..
啓『A、今日は飲むよ〜！！』
『よし、飲むぞ〜！！』
ベロベロに酔って
手もつけられなくなることだってあるけど
そんな姿を見せくれる事が嬉しい。
心を開いてくれてる
何よりの証拠かなって思うから。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 802人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ(プロフ) - Lux-minkさん» コメントありがとうございます☆彡もう少しで岩ちゃんの闇に突入して行くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです(o´艸`) (2017年5月9日 17時) (
レス) id: d526297014 (このIDを非表示/違反報告)
Lux-mink(プロフ) - 岩ちゃんの闇が気になって仕方ありません(笑)執筆応援してます☆ (2017年5月9日 16時) (レス) id: 265b89a83c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます('ω')/これから沢山出てくる予定なので、お楽しみに♪笑 (2017年4月28日 16時) (レス) id: 21a0e7ea44 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 次誰が出てくるのかワクワクです！(^^) (2017年4月28日 14時) (レス) id: ef223e38fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2017年4月27日 6時
