▽ . ページ24
.
ただ黙って背中を撫で
ずーっと抱きしめていてくれる。
『おーみー。』
臣『んー？』
『ありがとね。』
臣『どうした。明日雪降るかもな。』
『うわ、今のありがとう返して。笑』
少しだけ落ち着いた。
臣が居てくれて、ほんとによかった。
臣『ねぇ、飯作ってって言ったら怒る？』
『めっちゃ怒る。』
臣『じゃあコンビニ行ってくる』
『嘘だって。笑
私もお腹減っちゃったな〜
スーパー行ってないから
大したもの作れないけど
んーと..
パスタならいけそう。』
臣『食う！パスタ食う！』
『ん、じゃあ作るね〜』
ベーコンと、卵と、生クリームあるし
カルボナーラでいっか。
臣『なぁ。』
すでにダイニングテーブルに座り
完全に飯はまだかモードの臣が呼びかける
『んー？』
臣『今日会ったの、岩ちゃんだっただろ。』
『 ...
なんで？』
臣『何か言われた？』
『何もないよ。』
臣『ちゃんと俺の目見て言えよ。』
『何も.. ｢逸らすな｣』
どうしても目を逸らしてしまう私の言葉を
臣がさえぎる。
『大丈夫だから。』
臣『 " 最低な女 "』
『 っ！？』
臣の口から放たれた一言に
ひどく動揺してしまう
なんで知ってるの
臣『ヒロさんから連絡あったんだよ。
岩ちゃんがAに
ひどい事言ったっぽいって。』
ヒロさんから漏れたのか..
って事は
岩田さんはヒロさんに
何を言ったかまで伝えたってこと..
とんでもない悪魔だ。
『岩田さんに言われてから
1人で沢山考えたの。
言われたこと
すごくショックだった
でもあながち間違いじゃないのかも。
何言われたかまで聞いた？』
臣『いや、聞いてないけど』
『とりあえずさ
ご飯食べてから話そ。
ご飯くらい美味しく食べたい。』
臣『だな。ごめん。』
話しているうちに完成したカルボナーラ
盛り付けたお皿を
臣が運んでくれる。
さ、食べよ食べよ
お腹が満たされれば
少しは平気な顔で話せるかもしれない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 802人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ(プロフ) - Lux-minkさん» コメントありがとうございます☆彡もう少しで岩ちゃんの闇に突入して行くと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです(o´艸`) (2017年5月9日 17時) (
レス) id: d526297014 (このIDを非表示/違反報告)
Lux-mink(プロフ) - 岩ちゃんの闇が気になって仕方ありません(笑)執筆応援してます☆ (2017年5月9日 16時) (レス) id: 265b89a83c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます('ω')/これから沢山出てくる予定なので、お楽しみに♪笑 (2017年4月28日 16時) (レス) id: 21a0e7ea44 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 次誰が出てくるのかワクワクです！(^^) (2017年4月28日 14時) (レス) id: ef223e38fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2017年4月27日 6時
