7年経ったのに未だに関係が曖昧すぎる件。【名探偵コナン】【松田陣平】

あまりにもお似合いな2人 ページ5

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本当は今日、私は松田をランチに誘おうとしていた






午前中、私はある事件の捜査書を作成していたが、松田は佐藤ちゃんと共に外を巡回していた






今日はほとんど戻って来ないかなと半ば諦めていると、暫くしてから松田達が帰ってきた







『あ、松田…！』







“お疲れ様！今から一緒にご飯どう？”






そう言おうとした瞬間、私は口を噤んでしまった








｢さっきの対応、あれ何よ？



道にたむろってた不良達に退くよう注意しただけなのに｣





｢あ？俺はいつも通りに接しただけだろうが｣





｢あのねぇ………ふふっ…｣





｢おい何笑ってやがんだ｣





｢だって…あまりにもガラが悪かったから……ふふっ



あれじゃあ、どっちが不良なのか分からなかったわ｣





｢んだと？｣






｢ほらその顔！眉間に皺を寄りすぎ！｣と楽しそうに話す佐藤ちゃん






言い合いになりかけていたのに、いつの間にか楽しそうに笑っていた






私達なら、とっくの昔に口論開始なのに






並んで歩く2人の後ろ姿が、あまりにもお似合いに見えた







高木くんに聞いた話だけど、松田が配属されたばかりの頃、佐藤ちゃんは松田のことが好きだったらしい







私が居なかったら、あの2人は結ばれていたのだろうか






松田に切り捨てられるのが怖いから、私達の関係性について自分から話を持ち出すことができなかった






関係が歪で脆い事に気付かぬフリをして、私は必死にしがみついている






それがあまりにも見窄らしくて、憐れに思えてならなかった







仲睦まじげな2人をこれ以上見ているのは辛くて、ランチの誘いなんて出来ぬままにポアロへと1人で向かった









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沢山の評価、お気に入り登録ありがとうございます！




学校から帰ってきて開いてみたら有り得ない数字がズラズラと並んでいてスマホ再起動しました()





これからもゆっくりではありますが、更新頑張ります！




ひぃな

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