【名探偵コナン】私はひとりじゃ生きられない。2nd【松田陣平】

54 ページ18

.








｢へぇ、この学校にマドンナと呼ばれる子がいるのか｣




｢俺も初めて聞いたな｣




｢お前らもか？俺も聞いた事なかったな｣





『え何？元から知ってたのこの6人の中でハギだけじゃん』





｢ハギ……まさかお前がマドンナって呼び始めたのかよ｣




｢待て待て！俺はそんな事する奴じゃないだろ！？｣






夜 ハギの自室に集まった私達は大富豪をしながら今日あった出来事について話していた




ちなみに大富豪がやりたかったのは私ではなく降谷





大勢の友人とこういうカードゲームをやりたかったらしい可愛いかよ





6人でやるには大富豪では少し人数が多いという事で、今は私・伊達班長・陣平・降谷の4人でやっている








｢Aと萩原は会ってきたんだろ？



どうだった？可愛かった？｣





『そんなワクワクした顔で聞いてくるヒロくんが1番可愛いよ』





｢おい｣



｢ヒロを誘惑するな｣




『やだな冗談じゃん』





陣平には尻尾を振るなと釘を刺され、降谷はヒロくんセコムを発動させた




半分冗談だからね？河合さんも可愛かったから





｢俺的にはAちゃんの方が可愛いかな｣





『私に媚び売ってもなんにも出ないよ？』





私に向かって媚び媚び発言をしたハギに一応忠告しておく




｢冗談じゃないって〜｣と笑うハギに横から陣平が睨みをきかせていた





｢お。確か前にお前の事を可愛いって話してる奴がいたな｣




『え？！どこ？！』






｢名前は知らないが、確かにAの名前を出してたな。



この前食堂で噂してるのを耳に挟んだ程度だがな｣




伊達班長の話を聞いて一気にテンションが上がってしまった





『8切りで革命！』




｢うわっ！お前クイーン4枚も持ってやがったのか！｣




｢おい誰か革命返ししろよ！｣






｢.....思わず革命やっちゃうほど気が大きくなったんだね｣




｢Aちゃんを調子に乗らせるとダルいからねぇ｣





外野のヒロくんとハギがなんか言ってるけど、全く何言ってんのか分かんないわ






｢あ、そう言えば俺もAの事話してるの聞いたよ｣




『私ついにモテ期到来？』





｢確か、｢松田ってよくトラブル起こすし手が出るけど、容姿は整ってて可愛い｣って話で盛り上がってたよ｣





『それ喜んで良いやつ？』






トラブル起こすとか手が出るとか、二言くらい余計だろ






｢すぐに手が出る奴は可愛くないだろ｣




『降谷 お前も大概だけどな』

55→←53

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す