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「Aはやくー」
「はーい今行くよー」
俺は今、ベッドの上で待機中。
早く一緒に寝たいのにAは寝る前になってバタバタしてる。
「よし、お待たせしましたぁ」
「ん」
布団に潜り込んではまた抱きしめる。
お風呂上がりのAだから、
ふわりと香るシャンプーの匂い。
ベッドの上で抱きしめるこの時ってすごく幸せだと思う。
「A、ずっと俺のそばにいて」
「もちろん」
「俺に飽きないで」
「飽きないよ」
「気まぐれだけど許して」
「それは私もかも」
私の方こそ許してって、
俺はどんなAも好き。
「あー、Aがモテるのやだなー」
「モテないよ」
「頭ポンポン野郎はAのこと好きだと思う」
「大丈夫だよ、根に持ちすぎ(笑)」
「だってぇー俺のAだもーーん、誰にも触らせたくないのに俺のだって言いふらせないし…」
今日の俺、いつにも増して面倒くさい。
自分でも思っちゃうぐらい。
「私だって…本当はファンの子に妬いちゃうときだってあるよ？私だけの北斗でいてほしいって思うときもある」
「そう、なの？」
「そうだよ、北斗こそモテモテじゃんか」
ぷくっと頬を膨らまして上目遣いで俺を睨みつけるAはどこを探しても可愛さしか見当たらない。
「妬いてくれるんだ、かわいいね」
「だって北斗、何十万人に好かれてると思ってるの！」
「ふふ、そんなに？」
俺から抱きしめていたはずなのに、いつの間にかAのほうがぎゅっと俺に抱きついている。
やっぱり俺たちってどこか似てるところがあるのかも。
「私からも言うけど…北斗、ずっと私のそばにいて」
「うん、離れるわけないよ」
「飽きないでね」
「それは本当に心配いらない」
俺からの愛ならもっと重くても受け入れるってAは言ったけど、俺もその気持ち凄く分かる。
たとえ束縛されたって俺は苦じゃないと思う。
俺をもっと独り占めして、独占していいんだよ。
だって俺はAのものだもん。
だからこれからも、
Aのことは俺に独り占めさせてほしい。
世に言うメンヘラって奴になってしまいそうな今夜。
このまま抱きしめて眠れば、
きっと夢にはAが出てくるんじゃないかな。
Aの夢にも、どうか俺が出てきますように。
終わり
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hiina(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！お楽しみいただけて嬉しいです(泣)自分のペースで頑張らせていただきます！！ (2021年3月10日 12時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ２人とも可愛い…！！最後まで無理せず頑張って下さい！楽しみにしてます(*^^*) (2021年3月9日 23時) (レス) id: f62f7d7df7 (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - naoさん» わ〜ありがとうございます(泣)頑張っていきますので最後までどうかお付き合い下さい！！ (2021年3月7日 17時) (レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - 私好みでとても好きなお話です！いろいろ大変だと思いますが更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月7日 11時) (レス) id: 4ea5256c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年3月3日 23時
