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デート当日。
宣言通り早起きをしたAは朝からものすごいテンションが高くて、そんなに俺と出かけるのを楽しみにしてくれてるんだと思うと口元が緩んで仕方ない。
「A準備できたー？」
「あ、まって！あと５分！」
「はいはーいごゆっくり」
たまに自分の家に帰ることはあるものの、もうほぼ同棲状態のため最近の俺はずっとAの家に入り浸っていた。
今日も同じ家から出かけて、同じ家に帰る。
もうそろそろ本格的に同棲を始めるのもどうだろうか…なんてAを待ちながら密かに考えていた。
「おまたせ〜」
「お……」
「えっ、あれ？あの、どこか変でしょうか…」
息を呑んだ俺に、Aが心配そうな顔で縮こまる。
「変なわけないでしょ？可愛くて見とれちゃった」
「っ、ほんと？」
「うん、俺以外の誰にも見せたくないなぁって」
可愛いAに、ちょっと独占欲。
「でもせっかくオシャレしてくれたんだし、見せたくないというよりむしろ見せつけて自慢するのもいいかもね？」
ファッションって自分自身のためでもあるし、お互い好きな服を着てデートするのがいちばんだと思うから。
「私で自慢になる？」
「当たり前でしょ？こんな素敵な女の子なんだから」
「へへ、それは照れるよ」
恥ずかしそうにはにかむ、そんな姿も好き。
「ね、私北斗の洋服もすごい好きなの」
「Aも全然俺のとか着ていいんだよ？」
「え！今度着たい！」
洋服をシェアするのとか俺は全然ウェルカムだから。
「あとね、北斗にコーディネートもしてもらいたい！」
「俺色に染めちゃっていいってこと？」
「いいってこと」
「なにそれ、高まるね」
「そうでしょう！！」
…っていつまでもこんな会話をしていたら一向に家を出る気配のない俺たち。
映画のチケットも予約してあるし、
そろそろデートスタートということで。
Aと手を繋いでやっと家を出た。
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hiina(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！お楽しみいただけて嬉しいです(泣)自分のペースで頑張らせていただきます！！ (2021年3月10日 12時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ２人とも可愛い…！！最後まで無理せず頑張って下さい！楽しみにしてます(*^^*) (2021年3月9日 23時) (レス) id: f62f7d7df7 (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - naoさん» わ〜ありがとうございます(泣)頑張っていきますので最後までどうかお付き合い下さい！！ (2021年3月7日 17時) (レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - 私好みでとても好きなお話です！いろいろ大変だと思いますが更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月7日 11時) (レス) id: 4ea5256c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年3月3日 23時
