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この前までは俺がいなくても全然寂しくないなんて言ってた子なのに、素直になったらこんなこと言うんだよ？
可愛い、可愛すぎるよAは。
語彙力なんてたった今 "可愛い" 以外を失った。
こんなんじゃ俺、もう連載してるエッセイ書けない。
「A、俺決めた」
『ん？』
「というか前から思ってたんだけど」
『うん』
「俺からひとつ提案があります」
『はい、なんでしょう…？』
ずっと思っていたこと、
きっと今がベストなタイミングな気がしてる。
「同棲、しない？」
『え？』
「今ほとんど半同棲だけどさ、ちゃんと2人で新しく部屋借りて一緒に住まないかなって…そう思ってる」
『一緒に…？』
「うん、一緒に」
今だってできる限りAのそばにいるし仕事が遅く終わる日があることにも変わりはない。
同棲したところで一緒にいられる時間だってほとんど変わらないかもしれないけど…
それでも、帰る場所が同じで毎日会える安心感があれば、今感じてる寂しさも少しは埋められるんじゃないかって。
「どう、かな？」
『っ、嬉しい、私北斗と一緒に住みたい』
「よし、じゃあ…決まりだね？」
『えへ、決まりっ』
照れくさそうな、でも嬉しそうに笑ってる。
そんなAの表情が想像できて愛おしくなる。
「今度一緒に部屋探そっか」
『すごい、もうワクワクしてきた！』
「ふふ、俺も」
Aといるとこんなにも幸せが更新されていく。
おかげで世界が毎日キラキラしてる。
ジェシーじゃあるまいし長電話なんて滅多にしない俺だけど、Aとなら何時間でも話していたいな。
でも今日はあんまり長いと本当に夜が明けちゃうからキリのいいところで。
「一人で寝れる？なんなら朝まで繋げとこうか？」
『ふふ、北斗心配性だね』
「だって…Aが寝れないなんて言うから…」
『大丈夫！北斗の声聞けたおかげで眠れそう』
「ほんと？なんかあったら電話するんだよ？」
『うん、ありがとう』
「ん、じゃあ…おやすみA」
『おやすみー』
次に会ったときはAのことを抱きしめながら寝たいし、強くぎゅっとしたらまた「苦しいよ」って笑ってくれるんだろうなって。
そんなことを考えながら俺も眠りについた。
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hiina(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！お楽しみいただけて嬉しいです(泣)自分のペースで頑張らせていただきます！！ (2021年3月10日 12時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ２人とも可愛い…！！最後まで無理せず頑張って下さい！楽しみにしてます(*^^*) (2021年3月9日 23時) (レス) id: f62f7d7df7 (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - naoさん» わ〜ありがとうございます(泣)頑張っていきますので最後までどうかお付き合い下さい！！ (2021年3月7日 17時) (レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - 私好みでとても好きなお話です！いろいろ大変だと思いますが更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月7日 11時) (レス) id: 4ea5256c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年3月3日 23時
