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「ねぇイチャイチャがまだ足りなくない？」
「そう？」
「うん！」
「でも一緒にご飯食べてお風呂入ってー、映画も見たよ？」
「映画は観てただけだからイチャイチャじゃないね」
まぁ正論ではあるかもしれないけど。
だからもっとイチャイチャしようよ、って
ジェシーくんが持ち前のかっこいい顔して言ってる。
「なにするの？」
「まだ今日１回もちゅーしてないって知ってた？」
「知ってたというか…気にしてなかったけど…」
「気にしてよ！俺はいっぱいしたいの」
「そんな堂々と言われましても」
ん、って私を真っ直ぐに見つめるジェシーくん。
「……え、私から？」
「そうだよ」
「えっと、パスで、」
「パスってなによ」
もー照れ屋さんだなぁって私を引き寄せると、あと数センチのところでピタッと顔を止めるジェシーくん。
「なにこれ恥ずかしいよ、」
「AHA！いいじゃん！」
「至近距離でその笑い方しないで(笑)」
「へへ、それは仕方ない」
思わず私も笑っちゃってほんとになにこれ状態。
そう思っていたらふと目が合って、
ちゅ、って触れるだけのキス。
「ジェシーくん、今イチャイチャできてる？」
「できてる！と思う！」
「そう？じゃあよかった」
「でももっとちゅーするよ？」
今度は上から覆いかぶさるようにして
キスをするジェシーくん。
ちゅっちゅ、って音を立てるから少し恥ずかしい。
なんか今日の私ずっと照れてるじゃん、やめてよ！
それに対して今日の彼はすごく甘い。
「なーに考えてるの？」
「ジェシーくん、かっこいいなって、」
「へっへ、ほんとにぃ？」
「ほんとだよ？下から見てもかっこいいの」
「ドキドキしてる？」
「いつも心臓潰れそうなぐらいしてる」
「じゃあ今からもっとドキドキしちゃおうよ」
ニヤリと笑ったジェシーくんに、
もう私の眠気なんてどこかへ飛んでいってしまった。
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
