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ん、今なんて？
「森本くん？」
「俺のこともかっこいいって思ってほしい、です」
森本くんの瞳が私を捉えて、離さない。
「森本くん…は、すごくかっこいいと思ってるよ？」
「…ほんとですか？」
コクコクって首を縦に振ると、
森本くんは照れたように笑ってる。
「ならいいっすけど！」
ごめん、後輩だからなのかな。
やっぱり可愛さも強い。
「でも、」
「…？」
笑っていたと思ったら、
今度はまた真剣な表情に変わる。
「北斗さんのこと好きになるとかだめっすよ」
「え、」
「俺…今日ずっと焦ってました」
「どうして？」
「Aさんと北斗さんずっと隣にいたし２人で抜け出しちゃったらどうしようって」
「や、松村くんとは全然そんな雰囲気じゃないよ？」
さっきから薄々感じてたけど、
森本くんのこれって、嫉妬してる…？
いよいよ私、勘違いしちゃうよ。
「もし、ほんとに抜け出してたら？」
「…その前に引き止めますよ」
「っ、森本くん、また私をからかってるの？それじゃまるで森本くんが私のこと…」
「好きです」
私の手をとって、きゅっと握られる。
「Aさんが好きだから、からかってないし全部本気です」
繋がれた手にじわじわと熱を感じて、
自分の鼓動も早くなっていくのが分かった。
「Aさん、俺じゃだめですか？」
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
