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選んでくれたのは洋画の恋愛もので。
見終わる頃には見事に眠たくなっていた。
もっと夜更かししてたい気持ちは山々なんだけど、
どうも眠気には一生勝てる気がしない。
「A、ベッド行こっか？」
「ん…」
「あは、かわい」
ジェシーくんは軽々と私を持ち上げてベットまで歩き出す。
決して私が軽いんじゃなくて、
ジェシーくんに力があるってだけなんだと思うな。
「はい、下ろすよ？おやすみA」
「ジェシーくんは？」
「うん、寝るよ。テレビとか消してくるね」
「はやくー…」
「だっー！可愛すぎる！わかったダッシュするから！」
そう言うとドタドタと音を立ててリビングまで戻って行ったジェシーくん。
夜中なんだからそんなにうるさくしたらダメだよ…(笑)
「お待たせ！電気消すけどいい？」
「はぁい、」
ほんとに時間もかけずにダッシュで寝室まで来てくれたから私は全然お待たせされてないですよ。
ジェシーくんが電気を消して、
一緒の布団に潜り込む。
「へへ、Aがいたからあったかい」
「それはよかった」
ニコニコしながら布団に包まれる彼はとっても可愛い。
「可愛いねジェシーくん」
思わずそう口にしてしまうほど。
「HE？何言ってんの俺じゃないでしょ可愛いのは！」
「ジェシーくんだよ？」
「Aだよ！」
「ふふ、ありがとね」
ジェシーくんは十分可愛いのに、
それ以上にいつも私にそう言ってくれる。
「A、眠い？」
「んー、ちょっとだけ」
布団に入ると眠気が収まるのってあるあるですか？
今ちょっとその状態。
ジェシーくんと話してたらまた目が覚めてきちゃった。
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
