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「まぁそれで色々考えてたらどうしようもなくA会いたくなってここに来たってとこかな」
「…そうだったんだ、」
樹の思いを全部聞いてびっくりしたと同時に、
おかしさも込み上げてきた。
だって…
私も同じこと考えてたから。
「ふふ、なんだ、」
「なに、俺は真剣なのに」
「私と同じなんだもん」
「え？」
私も樹の彼女が自分なんかでいいのかって不安に思ってたこと、正反対の性格ゆえに樹が私といても楽しくないんじゃないかってこと、
思ってることを全部打ち明けた。
「え、お互い自信なくしてたってこと？」
「そういうことになるね？」
「ハッ(笑)」
何だかもうそんな悩みはお互いどうでもよくなってきて、気付けば２人で笑いあっていた。
「あー、なんかもういいわ好き同士なら！」
「ふふ、そうだね」
こっちきて、ってまたぎゅっと抱きしめられる。
「俺、自分がかっこいい自信はあるけどAに関してはほんと自信なくすから」
「えー？」
「でも俺が誰よりも１番Aのこと好きだよ」
「……うん、」
「照れてんね」
「こんな真っ直ぐ言われることなかなかないんだもん」
こういうのは、心臓に悪いよね。
「今日泊まってもいい？一緒に寝たい」
「聞かなくてもそのつもりでしょ」
「まぁね。てかもう風呂入ったの？」
「うん」
「もっかい一緒に入ろうよ」
「やだ」
「はい無理、強制」
「嘘でしょ拒否権ないの」
「あげねーよ？」
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
