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お風呂から上がったあとは宣言通り私の髪を乾かしてくれるみたいで。
私は床に座って、ジェシーくんはソファー。
脚の長いジェシーくんの間にすっぽり挟まれてる。
「じゃ、いきまーす」
「お願いしまーす」
ジェシーくんの手が優しく触れるから気持ちよくてつい眠くなっちゃうんだけど、何とか耐えようと目をこじ開ける。
乾かすの上手だなって、いつも思ってるんだよね。
だからこうしてドライヤーしてもらうのが好き。
「はい！おしまい！」
「ありがとう」
「サラサラだね、綺麗」
「ほんと？嬉しい、」
ジェシーくんは色んなことを素直に褒めてくれる。
それが嬉しくもあり照れくさくもあるけど、
おかげでたくさん幸せをもらってるんだ。
「映画何にする？」
「んー、ジェシーくんのおすすめで」
「いいの？まぁ俺たち好み似てるもんね！」
じゃあこれにしよーって映画を観る準備をしてくれている間に、私はコーヒーを入れたりして。
ジェシーくんと２人でゆっくりできる時間があるって幸せだなぁって思う。
「Aもうちょっとこっち来て？」
「ん？」
「くっついて観ようよ」
「お風呂上がりで暑くない？」
「ぜーんぜん！嫌？」
「ううん、嫌じゃないよ」
「よかったぁ」
ソファーは２人で座っても少し余裕があるけれど、そんな中でくっついて座ってお互いにクッションを抱きしめたり。
ジェシーくんがワクワクしてるのが伝わってきて、私も楽しい。
「始まるよ〜」
「はーい」
「あ、眠くなったら寝ちゃってもいいからね？」
「そしたらベッドまで運んでくれる？」
「もちろん！Aのことなんてすーぐ運んじゃうよ」
ジェシーくんが優しすぎて私が溶けそう。(？)
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
