カフェラテと先輩【Yugo】 ページ15
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大学からの帰り道、今日もバイト先に向かう私。
面倒だなって思うことももちろん多いけれど、その中でもやる気に満ち溢れている日だってあるのだ。
それはどんなときかって…
「あ、Aちゃんおはよー」
「先輩！おはようございます」
そう、優吾先輩とシフトが被るとき！
元々このカフェには来たことがあった私はオシャレな場所で働くことに憧れを持っていて、バイトするならここがいいなって思ってた。
いざ入ってみるとみんな本当にいい人で優しくて、そしてなんといっても優吾先輩の素敵な笑顔に惹かれていった。
「今日は今のとこ結構暇だよ、ラッキーだね」
そうやってニッコリと笑う先輩に私は今日もイチコロだ。
「先輩、今日は何時までいますか？」
「俺はCloseまでいるよ」
「あ、じゃあ同じですね！」
「ほんと？Aちゃんがいるなら心強いな」
じゃあ早速お仕事お願いね、って優吾先輩。
先輩に頼まれるならなんでも喜んで！
他のバイトの方や社員さんにももちろん挨拶をして、
今日は張りきって望んだ。
先輩と一緒だー！って舞い上がっていたのもつかの間、暇だったはずの店内はいつの間にか混みだしていた。
こうなると先輩と会話する余裕なんて全然なくて、オーダーを聞きに行ったりドリンクやお料理を運んだり。
まぁそれがバイトっていうものなんですけど…。
全ての片付けを終えた頃にはもうすっかり夜も遅くなっていた。
「終わったぁー、」
「Aちゃん、お疲れ様」
コトって差し出されたマグカップ。
温かいカフェラテだった。
「へ、入れてくれたんですか…？」
「うん、今日疲れたでしょ？」
「わ〜ありがとうございます！」
隣に座った優吾先輩も同じカフェラテを飲んでいた。
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
