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「ねぇA？今日はあとから映画でも見ない？」
「いいね、明日お休みだから夜更かしできちゃうよ」
「やった、最高だね」
となると、明日は確実にお昼まで寝るコースだけど。
ジェシーくんと一緒ならそんな毎日も幸せで。
「じゃあ今日は一緒にお風呂入ろ」
「…じゃあ？」
「うん」
「じゃあってなに、」
どこがどうなって一緒にお風呂入る話になるのか教えてほしい。
「いいじゃん入ろうよ」
「えぇ…」
「だめ？」
「だめって言ったら？」
「やだ」
「私もやだ」
「なぁんでよ！」
なんでと言われましても恥ずかしいものは恥ずかしい。
素直に首を縦には振れないよ私は。
「俺、もう結構Aの全部見てるよ？」
「サラッと言わないで！」
「あ、別に何もしないってば！」
「そういうことじゃないもん、」
「なぁに？ただ恥ずかしいの？」
「うん、」
だって、お風呂って明るいじゃん！
電気ついてるところで見られるのは緊張しちゃうでしょ？
「大丈夫だよ、ほんとに」
「なにが？」
「可愛いもん」
「説得力ないなぁ」
おいで、っていうジェシーくんの近くに行くと優しく頭に触れてサラッと髪を撫でられた。
「あ！そうだ、俺が髪乾かしてあげるよ」
「髪…」
「うん、あとはね、サービスでマッサージもしてあげる」
だから一緒に入ろ？って首を傾げるジェシーくん。
結局この可愛さに弱いんだなぁ私。
「……せめて、泡風呂にするなら…」
「え！？全然おーけーだよ！！へへ、やったっ」
じゃあ俺お風呂の準備してくる！って、
たちまちいなくなったジェシーくん。
感情がわかりやすくて本当おもしろいの。
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
