２人きりの甘い時間は【Jesse】 ページ1
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彼が帰ってくるのは、
だいたい毎日私がご飯を作っている時間。
今日だってもうそろそろのはず…
そう考えながら鼻歌交じりに夕飯を作っていたとき、
玄関のドアが開いた音がした。
「たぁだいま〜！」
「おかえりジェシーくん」
仕事の疲れなんて一切感じさせないほど元気な声でリビングに入ってきたジェシーくん。
真っ先にキッチンまで来てご飯を覗いた。
「うわ、いい匂い、最高」
「今日はオムライスだよ」
「ケチャップでハート描いてくれるの？」
「えー、ラブラブみたい」
「みたいじゃないよラブラブなんだよ？」
ちょっと恥ずかしい気もするけれど、
ジェシーくんのためなら描いてあげようかな？
とりあえず着替えてくるね、ってジェシーくんがリビングを離れた隙にオムライスを完成させてテーブルへ。
「これでよし、」
我ながら今日のご飯は上手くできたなぁ、
なんて思ったり。
「AｯHA！可愛いねっ」
「どう？オーダー通り？」
「うん、ありがとう！」
ハートが描かれたオムライスを見てとびきりの笑顔を見せてくれたジェシーくん。
これだけでこんなに喜んでくれるなら私も嬉しいや。
２人でいただきますをしてやっと夕飯の時間。
「超〜美味い！！」
「よかった。いつもそう言ってくれるよね？」
「だってほんとにいつもおいしいんだもん」
「ありがとジェシーくん」
「ううん、俺のほうこそ」
いっぱい食べてくれるジェシーくんがすごく好きだよ。
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
