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カフェを出て予定もなく歩き出すと、
私は少しだけ大胆で。
「…恥ずかしくない？これ、」
「なんで！全然恥ずかしくないよ」
北斗の手をとって繋ぐと、恥ずかしいなんていいながらもそのまま一緒に歩いてくれた。
「繋いでていいけどブンブン振り回すのだけやめれる？」
「はぁい」
あまりにも嬉しくて子どもっぽいことしちゃった。
「北斗、その…」
「ん？」
今思い出したんだけどね？
そういえば私たち、
重要なことを言ってないと思うの。
「私と、付き合ってくれるってこと…？」
お互いの思いは分かったけれど…
そう思いながら北斗に問いかけた言葉。
「こちらこそ俺と付き合ってくれるの？」
「…！！えと、私でよければ！」
いざ言葉にするとやっぱりちょっと照れくさい。
「うん、Aがいいな」
北斗が少し微笑みながらサラッとそんなことを言うから、胸がキュンてして上手く目を合わせられなくなった。
「なんか、いつもより甘くないですか…」
「そう？いつもこんなもんでしょ。あ、今日の格好似合ってて可愛いねってさっき言いたかったんだよね」
「え、ちょっとまって、心こもってない」
急にヤケクソだよね？
「の割には嬉しそうな顔してるじゃん？」
「してないよ」
「ふーん？そういうことにしとくよ」
顔に出ないように気をつけようと思ったけれど、
やっぱりバレバレみたいだ。
可愛いって思ってもらえてたのは嬉しかったんだもん。
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
