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動物園を後にした私たちはまだ時間も少しあるからってことでまた違う有名どころにやってきた。
「北斗、なにそれ美味しそう！？」
「食べる？」
「んぇ、いいの…？」
「食べたそうな目しちゃってんじゃん、いいよ。」
「うわーいありがとう！」
こうしてみんなで食べ歩きなんかもして。
でもさ北斗、これ間接キスだよ…？
「んふ、おいしい！」
「でしょ」
「北斗俺にも！」
「あー悪い、なくなった」
「って言いながら最後食べてんじゃねぇか！」
お昼はしっかり食べたはずなのに、
みんな個々で食べるものばっかり買ってた。
そうこうしてるうちに楽しい遠足もあっという間に終わりの時間になっていた。
集合場所に戻ると、樹くんとしんちゃんは自分のクラス、そして私たちもバスに乗り込んだ。
「あ、なっちゃんひとり？私隣座ってもいい？」
ゆづちゃんがひとりで座っていた子にそう話しかけると、いいよーってお友達。
あ、そっか、もしかして…
「松村くん、Aをよろしく」
「はいはい」
隣に座るとかいう話してたなぁと思い出した。
というかそのやりとり、私は子どもか何かか。
「A、窓側行く？」
「あ、うんっ」
まぁ今さら緊張なんてしませんよ。
２人して席に座ると窓の向こう側が騒がしくて、
ふと目を向けた。
「ふふっ、北斗見て」
「ん？うわ、あいつら」
向こう側の別のバスに樹くんとしんちゃんが座っていて笑顔でこちらに手を振っていた。
手を振り返したところでバスが動き出して、
いよいよ帰るんだなぁと思ったらなんだか眠気も襲ってきた。
バスの中の定番すぎない？
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
