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班ごとに並んだ私たちは点呼が終わってからやっと自由行動へ。
そして案の定、一緒の班だった子たちとは別行動。
「あー、私もどっか行こっと」
私と北斗を見てゆづちゃんが言った。
「え？ちょ、待って！ゆづちゃん！行かないで！」
歩き出したゆづちゃんの腕にしがみついて引き止めた。
「ん？せっかくだし２人で楽しみなよ」
「やだ、ゆづちゃんもいてよ」
「いや私いらないでしょ」
「いるよ！？」
少し遠いところで、一応聞こえないように小声で言い合う私たちに北斗は何してんだこいつらって顔してる。
「今さら緊張するの？今まで散々２人で、」
「そうじゃなくて！」
「え？なに？」
「北斗がどうこうじゃなくて、単純にゆづちゃんとも遊びたいの…それじゃだめですか、」
私たち親友なんだし、思い出作りたいし…
「っ、きゅんとした…」
「ゆづちゃん？」
「A、なんて可愛いの？」
「え、わっ、」
「もちろんいいよ私もAと遊びたい！」
「へへ、やったー！」
ぎゅーってされてびっくりしたけど、
嬉しくて思わず笑っちゃった。
「松村くん、Aがかわいいよ！」
「えっと…それは、よかったね…？」
え、ゆづちゃんそれどんな報告！？
急に話しかけられた北斗は戸惑ってた。
ごめんお待たせって少し離れてた北斗のところへ戻ると、ほんとになんの時間？って。
「ごめんね松村くん、今日のAは私とイチャイチャするから私たちのラブストーリー始まっちゃうかも」
「いや、ちょっと話が読めないんだけど」
今日のゆづちゃんは珍しく私にデレデレ。
それは私もですが。
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
