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ずっと頭の中でグルグルしてる。
ゆづちゃんの質問、
私が北斗のことを好き？
午後の授業なんてただでさえ眠くて集中できないのに
今日はさらに授業どころじゃないよ…。
腕を枕にして、机に頭を伏せて少しだけ隣を見たら
北斗は教科書に目を向けていた。
気付かれないだろうと思いながら横顔を見つめていたけど、不意に北斗が私のほうを見た。
バチッと目が合って慌ててそらした。
が、今の私はあまりにも目が泳いでいたと思う。
「なに」
「や、ぼーっとしてただけ」
「そ、」
北斗は興味無さそうにまた机に向かうと、
ノートになにか書き始めた。
真面目にノートとってるんだなぁ。
私も真剣にやりますよっと…。
そう思って起き上がったら私の机に折りたたんだ小さな紙が投げ込まれた。
「なに？これ、」
いいから見ろと言わんばかりの目線。
広げて見てみたけど…
「なにこれ、」
何回言わせるのこのセリフ。
「マロン」
「あ…私に似てるっていう…？」
もはや懐かしい。
お友達のわんちゃんだっけ。
その例のマロンちゃん(？)を描いたらしく、
何故か私にイラストをプレゼントしてくれた。
意味わかんなくて笑えてきちゃったよ。
全然上手くもないしあんまり可愛くもない落書き。
どこにしまおうかな、なんて考える私も私だ。
なんでちょっと大事にしようかなって思っちゃってるんだ。
だけど…
こんなくだらない日常が好きだなって、
北斗がいるからそう思えるのかなって…
今、思ったよ。
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
