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「松村くんおはよ！」
「あぁ、おはよ、七瀬さん」
自分の席で読書をしていた松村くん。
私に挨拶を返すと、また目線を本へと移して何事もなかったかのように読み始める。
「え、待って？ちょっと待って？」
「うん？」
「松村くん、なにか話すことあるよね！？」
「え」
ないけど、みたいな目線で見ないで。
「朝の電話、不審すぎるでしょ！」
「あぁ…あれってちゃんと七瀬さんだったんだ」
「えーと、それはどういう？」
「あまりにも不機嫌そうで誰かと」
間違えたかと思って電話切った、って………。
「……ふっ、ふふ、あははっ」
「………」
「はー、やっぱおもしろいね松村くん」
「楽しそうだね七瀬さん」
「めちゃくちゃ楽しいよ！」
1人でツボに入っている私とは反対に真顔の彼。
その名は松村北斗くん。
2年になってから同じクラスになって席も隣だからってことで話すようになったんだけど、松村くんってどこか変で。
まだ新学期が始まって間もないっていうのに松村くんが面白くて面白くてたまらないの。
あとね、なんといっても純粋に顔がいい。
目の保養！！
「でもちゃんとモーニングコールしてくれて嬉しい」
「変なあだ名付きそうだったからね」
昨晩のLINEでのこと。
A朝苦手だからモーニングコールして!
約束!!
Aもし破ったら松村くんのこと変人ハゲ陰キャ野郎って呼ぶ!!
Hokutoなにその理不尽な約束とネーミングセンス
Hokuto変人でもハゲてもないんだけど
A陰キャは認めるんかい!
Aあとごめん、確かにハゲてはないよ変人だけど
Aとにかく私の運命がかかってるからよろしくね
Hokuto勝手に運命委ねないでくれる?
こうした会話があって、今朝の不審電話だった。
「いや、でもさ、ちゃんと起きるまで繋げててよ！あんな風に切られたらまた寝ちゃうかもしれないじゃん」
「寝起き怖すぎてやられるかと」
「ごめんて、寝起き悪いのは認める」
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hiina(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！お楽しみいたけただようで嬉しいです(泣)ぜひこれからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ めちゃくちゃキュンキュンするお話でした(>_<) (2021年2月14日 3時) (レス) id: e3d456c007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年1月20日 23時
