はっぴーばれんたいん(高校生編) ページ30
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今日は2月の一大イベントバレンタインデー。
が、終わろうとしています…。
「わたしのばかぁぁ」
私の手元には北斗くんに渡そうと思ったチョコレート。
話さなかったわけじゃない、
あげるチャンスはいくらでもあったのに…
生徒はみんな帰宅して誰もいない教室。
はぁ、とため息を零しながら机に突っ伏した。
「Aー」
「……はぇ！？」
聞こえてきた声に慌てて顔を上げれば北斗くんがいて。
「な、なんで！？」
「忘れ物取りに来たら馬鹿でかい独り言が聞こえたもんだから、恐る恐る近づいてみた(笑)」
これは、神様がくれた最後のチャンス…？
きっとそうだ、がんばれ私。
「あの、ね…北斗くん、ひとつ聞いてもいい？」
「うん？」
「北斗くんは……義理チョコは貰わないって、本当…？」
「……本当だよ」
心臓がバクバクして、張り裂けそうだ。
「じゃあ、これは……貰ってくれる？」
差し出した手作りの本命チョコ。
反応が怖くて、ぎゅっと目を瞑った。
「だったら、俺も聞く。俺のこと…好きなの？」
「っ、すき……北斗くんが好きです…」
そう伝えれば、突然あーっと項垂れるように俯いた北斗くん。
「俺、好きな子から貰えないのかなぁって思ってた…」
「へ…」
「俺も好きだよ、A。」
そう言ってチョコレートを受け取ってくれた北斗くんは
耳まで真っ赤にして私をぎゅっと抱きしめた。
「チョコ、ありがとう。すっげー嬉しい。」
私もすごく幸せ。
今日は、
人生でいちばん甘いバレンタインデー。
fin.
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
"俺、義理チョコはもらわないの。"
いつぞやの雑誌で北斗くんが言ってたコメントを
引っ張り出してきましたとさ。
そしてタイトルに謎の (高校生編) とな！
じゃあ次は…！？！？()
はっぴーばれんたいん(社会人編)→←＊(Hokuto side)
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Hii(プロフ) - まてぃ子さん» あァァありがとうございます！あれで大丈夫でしたか！？私の自己満でもうひとつお話更新したので良ければご覧下さい〜！(泣) (2019年3月13日 0時) (
レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - Hiiさん» わあわあありがとうございます(T_T)2人の距離感がもどかしくてきゅんきゅんです…次回も楽しみにしています(T_T) (2019年3月12日 0時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» わ〜ありがとうございます！！青春ですね()了解致しました！ (2019年3月7日 17時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - 高校生の北斗くんと主人公ちゃん お互いに目を合わせたりしてるし毎日連絡も取ってるのに中々会うと話せないし素直になれないふたりのお話ください(T_T) (2019年3月6日 13時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - Hiiさん» リクエストありがとうございます！！ (2019年3月5日 17時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2019年1月12日 19時
