北斗くんだけ。2

せんぱいと記念日。 ページ26

「大好きなせんぱい。」
「大好きなせんぱい。2」
より2人をイメージして書いた番外編です。

もしお忘れでしたら、よければ読み返して見てください！

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実は今日、私にとって大切な記念日。

だからちょっとだけ気合を入れて髪型もアレンジ。







「はっ、もう行かなきゃ！」






朝から鏡と睨めっこしてたらいつの間にか
家を出なくちゃいけない時間。

先輩の待つ駅まで早歩きで向かった。






「ほくとせんぱーい！！おはよ〜！！！」






大好きなその姿を見つけて思わず叫べば
なにやら焦った顔の先輩。






「ほんとお前は声がでかい！ここ駅だからな？」

「へへ、つい〜//」

「照れるとこじゃないから。ほら行くぞ、」

「はーいっ」






先輩と付き合いだしてからは帰りだけじゃなくて
朝も一緒に登校するようになった。

朝から先輩に会えるってすごくすごく幸せだなっていつも思ってるよ。






「あの、北斗先輩っ」

「ん？」

「今日…なんの日か、とか…覚えてませんか？」






恐る恐る聞いてみたけれど、
北斗先輩の表情は変わらず。







「え、なんかあったっけ」

「ですよねぇぇ(泣)」

「は？なんの日？肉の日？」






わかってた、わかってたけどぉお…







「教えません！頑張って思い出してくださいっ！」

「なんで、教えてよ」

「やです！」






頑なに譲らない私を見て、北斗先輩はじゃあ…って、
私の手をとって引き止めた。







「俺が思い出したらAからキスして？」

「っ…//いいですよ、？」

「ふふ、やった」

「まだわかんないですから！//」






つまりは、ご褒美的なアレ、、、






北斗先輩思い出すかなぁ…








今日は私たちが付き合ってから1年だってこと。

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