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「ふぅ、手伝ってくれてありがとね」
「いえいえ、私だってこれくらいしますよ！」
食事を終えたら約束通り後片付け。
2人ならそれも早く済んだ。
「そうだAちゃん、俺明日から少し忙しいから帰りが遅くなっちゃって。だからしばらく一緒にご飯食べれないかも」
「そう、なんですか…」
ここ数日、一緒に過ごす夜が当たり前になっていたから明日から1人だと思うとなんだか…
「寂しい？」
「え…」
「俺に会えなくても平気？」
「…………平気、じゃ…ないかも……」
北斗くんが隣にいない、ひとりで食べる夜ご飯を想像して
もうすでに寂しくなってしまったせい。
思わず呟くように本音が零れた。
「え、待って、そんな本気で寂しがってくれるなんて思わなかったんだけど…」
「ぁ…ご、ごめんなさい！そうですよね冗談ですよねっ」
恥ずかしい、私ひとりで本気になってバカみたい。
「いや、違う、ごめんね？意地悪しちゃった。」
「え…？」
「本当は俺が寂しいだけ。」
途端に、子犬みたいな瞳で見つめてくる北斗くん。
「でも…Aちゃんも同じ気持ちだって期待していいの？」
同じ気持ち、って…
そんなの期待してしまうのは私のほう。
「俺、Aちゃんのことが好きみたい。」
「…っ、」
「明日、遅くなっても会いに行っていい…？」
北斗くんから告げられた言葉に本当に同じ気持ちなんだって、涙がこみ上げてきた。
「会いたいですっ…明日も、これからも。私も北斗くんが好き。」
そう言った私を見て安心したようにふにゃっと笑った北斗くんは、すごくすごく可愛かった。
「Aちゃん、俺と付き合ってください。」
「はいっ、よろしくお願いします…！」
たまに会うだけだと思っていたお隣さん。
いつの間にか仲良くしてくれて、「松村さん」呼びだったのだって１ヶ月も経っていないのに懐かしい。
これからは恋人としてずっと隣にいさせてください！
fin.
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のぞみ(プロフ) - Hiiさん» 分かります、呼べたら冥土の土産はもう十分ですねw (2019年1月14日 1時) (
レス) id: 0a123ac5bc (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» わ〜こちらこそです！よかった！！ぜひぜひこんな作品ですがこれからもたくさん読んでやってください(＞＜) (2019年1月10日 0時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - Hiiさん» めちゃめちゃきゅんきゅんしました有難うございます(;_;)これからも応援してます(;_;) (2019年1月9日 23時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - のぞみさん» ほっくんをお兄ちゃんと呼べる日が来たならそれはきっと私の命日(え？笑) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！なんだか長くなってやっと書き終えたのですが、楽しんでいただけたら嬉しいです！(泣) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2018年12月9日 22時
