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「あの、ほっくんって、好きな人…いるの？」
「………秘密。」
「え！？まさか大学に！？もしかして彼女とか…」
そんなこと考えたこともなかったけど、
ほっくんってこんなにカッコイイんだもん。
彼女がいてもおかしくないよね…
ムリそんなの立ち直れない！！！
「なに勝手に落ち込んでんだよ(笑)彼女なんていないよ、」
「そうなの？よかったぁ…でも好きな人は？」
「……さぁ？」
「なんでそこ溜めるの！ねぇ！もうやだ聞かなきゃよかった…」
「自爆？(笑)」
絶対楽しんでるほっくん。
私本気なんだからね！？
「A、候補に自分は入ってないの？」
「私そんなに自意識過剰じゃないよ！……え、でもそれって私のことが…」
「好きなんて言ってないけど」
「ですよね、、」
あぁぁ、完全に遊ばれてる…
どうせほっくんにとっては私なんて子供なんだ。
好きな人ってどんな人なんだろう。
もっと大人っぽいのかなぁ、綺麗系？可愛い系？
「まぁ、お前じゃないとも言ってない」
「え……」
好きな人が私じゃないとも言ってないって？
ちょっと待って頭フル回転。
「ねぇほっくん…私もうわかんないよぉ(泣)」
「あーごめんごめん、いじめすぎた？泣くなって」
急に優しくなるその声に涙目のまま顔をあげれば
近づいてくるほっくんがいた。
気づけば、私は腕の中へと抱き寄せられた。
「…ほっ、くん？」
いきなりのことで、いつもならありえなくて…
ドキドキと鼓動が早くなる。
「可愛くていじめたくなんの。この意味分かる？」
この状況自体、もはや何も分からなくて
ふるふると首を横に振った。
「ほんとバカ。」
「だっ、て……」
「好きだよ、A。」
これは、現実？
「え、あ、ほっくん…も、もういっかい！」
「さぁ勉強勉強。」
「えぇ！？ちょっと待ってよほっくん！ねぇ！？」
この後、勉強に集中出来なかったのは言うまでもない。
fin.
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のぞみ(プロフ) - Hiiさん» 分かります、呼べたら冥土の土産はもう十分ですねw (2019年1月14日 1時) (
レス) id: 0a123ac5bc (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» わ〜こちらこそです！よかった！！ぜひぜひこんな作品ですがこれからもたくさん読んでやってください(＞＜) (2019年1月10日 0時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - Hiiさん» めちゃめちゃきゅんきゅんしました有難うございます(;_;)これからも応援してます(;_;) (2019年1月9日 23時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - のぞみさん» ほっくんをお兄ちゃんと呼べる日が来たならそれはきっと私の命日(え？笑) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！なんだか長くなってやっと書き終えたのですが、楽しんでいただけたら嬉しいです！(泣) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2018年12月9日 22時
