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「あの、すみません」
急に謝られるもんだから何が何だか分からなくて
「へ？」なんて間抜けな声を出して松村さんを見た。
「今日は寒いからかミルクティー売れちゃって。温かい飲み物ならいくらでもあるのになんでだろう…」
「え、、あの、」
「ミルクティー、いつも買ってますよね？」
「は、はいっ」
知っててくれたんだって思うと嬉しくて上手く言葉が出ない。
私、今松村さんに話しかけられてるの…？
「本当に毎朝だし…そんなに好きなんですか？」
挙動不審な私とは裏腹に質問を投げかける松村さん。
私はというと、思いもしない出来事にもう頭もついて行かないし心臓が爆発寸前。
えっと、質問に答えなきゃ、、
"そんなに好きなんですか？"
好き…好きって何を？
あぁ、そうか、私は松村さんのことが…
「好きです、、大好きです！」
…って、あれ？？
目の前には少し驚いた顔の松村さん。
「あの、、ミルクティーが、好き…です、、」
思ったより大声を上げてしまった自分が、そしてそれよりも告白みたいな状況になってしまったのが恥ずかしくて俯いた。
何やってんだ私は…
「ふふっ、ミルクティーにそこまで熱くなります？(笑)」
「いや、その…//」
初めて見た笑った顔。
あまりにも可愛くて、キュンとして。
「……これからも買いに来てくれますか？」
「っ、はい！もちろんです！」
「じゃあ、明日からも待ってます」
そう微笑みに、私の心はいとも簡単に射抜かれた。
次の日、
昨日は売れてしまっていたミルクティー。
迷わず手に取ってレジへ向かえば、
おはようって笑ってくれる松村さんがいた。
fin.
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いきなり登場します、作者のHiiです。
松村北斗さん(何故フルネーム)がコンビニの店員さんって…お話を書いたもののなんだか似合わない気が…！？
だってコンビニ店員さんにあんな、、
そこにいるだけで色気！みたいな妖艶な人なんていないですよね、うんうん。
という独り言でした、いきなり失礼致しました()
些細な幸せ。(Hokuto side)→←甘い甘いミルクティー。
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のぞみ(プロフ) - Hiiさん» 分かります、呼べたら冥土の土産はもう十分ですねw (2019年1月14日 1時) (
レス) id: 0a123ac5bc (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» わ〜こちらこそです！よかった！！ぜひぜひこんな作品ですがこれからもたくさん読んでやってください(＞＜) (2019年1月10日 0時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - Hiiさん» めちゃめちゃきゅんきゅんしました有難うございます(;_;)これからも応援してます(;_;) (2019年1月9日 23時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - のぞみさん» ほっくんをお兄ちゃんと呼べる日が来たならそれはきっと私の命日(え？笑) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！なんだか長くなってやっと書き終えたのですが、楽しんでいただけたら嬉しいです！(泣) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2018年12月9日 22時
