年の差。 ページ2
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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ…
向かいにあるお家のインターホンを鳴らして
ドキドキしながらドアの前で待つ。
するとガチャっとドアが開いて出てきたのは…
「ほっくん！おはよう！」
「お前、来るの早すぎ」
「少しでも長く一緒にいたくて！」
昔から顔なじみ、ご近所のお兄ちゃん北斗くん！
小さい頃からほっくんって呼んでるから
もうずっと呼び方は変わらない。
「ほっくん今日もかっこいいね、大好き。」
「はいはい、今日は勉強しに来たんでしょ？ほらやるよ。」
「でもまだ勉強するには朝早いしイチャイチャし、いたっ…」
「ばーか、するか。」
こんなこと言ってる私だけど、
ほっくんとは付き合ってなくて。
私が一方的に好き好き言ってるだけというか…
ほっくんがいつまでたっても私に振り向いてくれないの。
「んで、どこが分かんないって？」
「あ、えっと…数学なんだけど……」
勉強が全然出来ない私と真逆のほっくん。
いつも私に対しての態度は冷たいけど、
こうやって優しく教えてくれる所も好きだなぁ。
それにしても眼鏡をかけた姿…かっこいい//
「ねぇ、ちゃんと聞いてる？」
「え？わ、ごめん！ほっくんに見とれてた！」
「はぁ、ったくお前は…」
ほっくんの呆れた顔はもう何回見てきたかな。
だけどそんな顔も好きだよ。
私ってもう末期？
「だって、まだ勉強やる気になれない…」
「ほっくん助けて補習はやだよ〜！って言ってきたのはどこのどいつだっけ、」
「もうちょっと！もうちょっとお話しよ？そしたら集中して勉強するから！」
「ほんとだな？」
うん！絶対！、そう伝えると
わかったよって言ってくれたほっくん。
「えへへ、大好き！」
「もう聞き飽きた」
「そんなこと言わないでよ！(泣)」
一緒にいられるのはとっても幸せ。
だけど私の気持ちはいつになったらほっくんに届くかな。
小さい頃から大好きなほっくん。
私はこんなに本気なのに。
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のぞみ(プロフ) - Hiiさん» 分かります、呼べたら冥土の土産はもう十分ですねw (2019年1月14日 1時) (
レス) id: 0a123ac5bc (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» わ〜こちらこそです！よかった！！ぜひぜひこんな作品ですがこれからもたくさん読んでやってください(＞＜) (2019年1月10日 0時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - Hiiさん» めちゃめちゃきゅんきゅんしました有難うございます(;_;)これからも応援してます(;_;) (2019年1月9日 23時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - のぞみさん» ほっくんをお兄ちゃんと呼べる日が来たならそれはきっと私の命日(え？笑) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
Hii(プロフ) - まてぃ子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！なんだか長くなってやっと書き終えたのですが、楽しんでいただけたら嬉しいです！(泣) (2019年1月9日 22時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2018年12月9日 22時
