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射貫くような目線。
逃げられない、
そう確信してしまうほど。
「泣きそうだね…俺が怖い？」
怖い。
怖いのに、どうして私も目が離せないんだろう。
「大丈夫だよ、ずっとそばにいてあげるから。今まで寂しかったでしょ？」
頬に手を添えられて、そっと唇が近づいてくる。
違う、そうじゃない…
「寂しかったのは、北斗くんのほうだよね」
キスまで数センチ、ピタリと動きを止めた。
「は…？」
「誰かにそばにいてほしいって、思ってるんでしょう？」
「違う、そんなわけ…」
「違わないよ」
「違うって、」
「じゃあどうして泣くの？」
え…？と小さく声を漏らした彼の目から涙が零れて
私の頬にポツリ落ちる。
その涙を、
綺麗だと思った。
「私にその涙が拭えるなら、私でいいなら…ここにいてあげる」
気づいた時には、彼と一緒にいる道を選んでいた。
きっと北斗くんには不思議な魅力があるんだと思う。
私の言葉に不服そうに口を尖らせた北斗くん。
それは、初めての顔…かわいいかも、
「一緒にいてあげるのは俺のほうだから」
「……そういうことにしておく、」
「離れたら許さないからね」
そう言った北斗くんの唇が重なって、
私達は約束を交わした。
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hiina(プロフ) - たい焼きさん» ヤンデレと心中がテーマになっていたお話なのでそういうことになりますね、、幸せな死ですきっと、、(？) (2020年8月14日 15時) (
レス) id: c45b4442a4 (このIDを非表示/違反報告)
たい焼き - 「永遠の誓い」って最後死んじゃったんですか…？考えすぎ？？ (2020年8月14日 0時) (レス) id: 0b039e69c7 (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - れくさん» お返事遅くなってごめんなさい！！ありがとうございます頑張りますね！！ (2019年5月17日 23時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
れく - すごく面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年5月13日 15時) (レス) id: b7eeef1b9a (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - すずかすてらさん» わ〜！そう言っていただけて嬉しいです！！こちらこそありがとうございました(泣) (2019年5月6日 14時) (レス) id: eba973f29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2019年3月18日 17時
