【まふまふ】有名歌い手に歌い手をしようと誘われました。【そらる】 (ページ33)

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31　一部変えました！ページ33

Aside

　茉菜さんから話しかけられるという心底面倒な事件の後、1時間目から地理という最悪の時間割に苦しめられながら、お昼休みになった。

　今日は4時間授業で、部活は無い。ということは、すぐに待ち合わせ場所に行かなきゃいけないということで…。

　うぅ…、すでに胃が痛いよ…。

　だからといって、行かなければ、後でどんな事になるかわからない。

　まぁ、女子のグループからのシカトは逃れられないだろう。

　でも…。しょうがない、行くか。

　あ、一人でとか言われてないから、優里も連れていこ。

　そうして、私は(優里を連れて)屋上へ向かった。

・～・～・～・～・

　私がついた頃には、茉菜さんはもう屋上にいた。

　茉菜さんって言うの面倒だから、茉菜って呼ぼ。心の中だけで。

茉「ん、やっと来たの？遅すぎ」

『ごめんね。

　で、何？こんなところに呼び出して』

　私がそう聞くと、茉菜の顔が険しくなった。

茉「ねえ、あんた、昨日まふくんと一緒にいたでしょ」

　あ。

『は？なんのこと？』

　一応とぼけておく。あっさり認めたら、何をされるか。

茉「はぁ？ふざけてんじゃねぇよ。

　見たって奴がいんだよ、お前とまふくんが一緒にいるところを！」

　なんか茉菜、口悪くなってない？

　っていうか、盲点だった…。誰かに見られてたんだ…。

　ま、バレたら仕方ないか。

『はあ…。そうだけど。

　でも、だから何？あなたに何か関係あるの？」

茉「はあ、何なの？茉菜のまふくんに手ェ出してんじゃねぇよ、クズが！」