【まふまふ】有名歌い手に歌い手をしようと誘われました。【そらる】 (ページ26)

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まふまふside

　Aの家で解散してから数時間後、東京に着いた。

　うーん、やっぱり遠いな。大阪で家借りようかなぁ。

　そう言えば、Aの歌い手名決めてないや。

　電話してみよ。

　Aに電話をかけてみると、結構すぐに出てくれた。

『もしもしー？』

ま「あっ、Aー？僕だよー」

『あ、真冬？で、どうしたの？』

ま「Aの歌い手名決めてないなって思って」

『あー、決めてなかったね。

　どんなのがいいかな？』

ま「うーん…、」

　なんて言って悩んでいると、玄関の扉が開く音がした。

そ「おーい、まふまふー」

ま「え、そらるさん？

　なんで来たんですか？」

そ「Aの歌い手名決めてないなーって。

　電話かけても通話中だったし」

　みんな考える事は同じなんだなぁと思う。

　Aも、今家に優里が来たらしいし。

　…一応謝っておこう。

ま「あ、すみません。

　Aと電話してました、そらるさんと同じ内容で」

　結局その後は、僕もAもスピーカーにして、四人で話す事になった。

ま「で、結局どうしよう、Aの歌い手名」

そ「学校であだ名とか無いの？」

『あんま無いな…。

　AとかAさんとか白羽さんとか』

優「あと、一部の人にお嬢とか姫とかって呼ばれてるよ？」

　優里がそう言うと、Aが焦ったように

『ちょ、優里！？言わないで！！』

と言った。

ま「？何で言っちゃダメなの？」

と聞くと、

『う”、だって…、恥ずかしい、じゃん…』

と言った。

　可愛い過ぎか！←

そ「うーん…、何か新しいの考えるか…」

ま「そうですね、夜も遅いですし、またどこかで会って決めましょ」

と言うことで、僕たちは通話を切った。