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Aside
隣から、優里が話しかけてくる。
優「A、大丈夫なの?
知らない人、怖くない?」
そう言われて、気がついた。
私、対人恐怖症だけど…。
まふまふさんとそらるさんは怖くない。
…なんでだろ?
他の歌い手さんのイベントでも、遠くにいれば大丈夫だったけど、近くに来ると、すごく怖かった。
うーん、オーラ…?
とりあえず、優里に
『うん。 何でかはわからないけど、まふまふさんとそらるさんは怖くないから大丈夫だよ』
と返した。
ま「えーと…、じゃあ、家伺っても、いいですか?」
『あ、はい。 じゃあ、ここ出ましょうか』
そうして、私たちはstarsを出た。
・〜・〜・〜・〜・
まふまふside
しばらく歩いていると、Aさんの家についた。
ま・そ・優「お邪魔します」
わ、楽器が! いっぱいある!!
Aさん、音楽好きなのかな?
ま「音楽、好きなんですか?」
『あ、はい。 まふまふさんに送った曲の音源も、あのピアノとギターを使ったんです』
ま「他に何か楽器やってるんですか?」
『えっと、今は中学校の吹奏楽部でフルート吹いてます。
あと、ドラムとちょっとだけアコーディオンも』
え、すご、多い!
ま「すごい! 聴きたいなぁ…」
優「A、何か聴いてもらったら?」
僕が少し本音をこぼしてしまうと、優里さんがフォローを入れてくれる。
『え、う、うん。 わかった…
なんか、聴きたい曲とか、楽器とかありますか…?』
僕は、そらるさんと顔を見合わせる。
やっぱり、あれかな!
ま・そ「「アンチクロックワイズで!」」
あ、楽器…。
『アンチクロックワイズですね!
優里、ピアノいけるよね?
私、ギターかベース、どっちやろう…?』
ぱっとAさんが優里さんに指示をする。
うーん、じゃあ…、
ま「僕、ベースやりますよ!」
『え、いいんですか?
じゃあ、お願いします。
歌、どうします?』
うーん、歌いたいけど、Aさんの歌も聴きたい…。
僕の悩んでいることがわかったのか、そらるさんが
そ「一番は俺らで歌って、二番は歌ってもらったら?」
と言った。
そらるさん、ナイス!!
『じゃあ、いきますよ…。
1、2、3、4…!』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー歌い手(ネタい手?) (敬称略)
赤飯
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百瀬 - リオン (2022年4月5日 18時) (レス) id: 50ec3c70f8 (このIDを非表示/違反報告)
有瀬 - 莉音 (2022年4月3日 20時) (レス) id: b3303e0158 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 - 莉音 (2022年4月3日 0時) (レス) id: aa26449e53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有栖川莉音 | 作成日時:2017年10月20日 2時