片思いアンバー《岩田剛典》

好きだからこそ ページ21

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Aside








直｢あ、きた！！｣


隆｢愛華ちゃん、久しぶり！｣





連絡を入れてからまだそんなに経ってないのに、もう登坂さんを迎えに来た月島さん







愛｢みなさん、お久しぶりです。笑
で、臣くんは…？｣


岩｢それ。｣


愛｢あ、、、｣








机に突伏してる登坂さんを臣くん帰るよ〜って肩をゆさゆさ揺らしたら、



登坂さんも愛華〜って抱きついてる




ただ、私にはその光景がすっごい珍しくって。








私が見る登坂さんはこんなに人に甘えたりするような人じゃないんだもん







どっちかっていうと、一匹狼みたいなクールでかっこいいイメージ



そんな人が恋人に抱きつくとこなんて見たらそりゃ珍しく思っちゃうわけで。









岩｢意外？｣


｢え？｣


岩｢臣さん。笑｣


｢あ、まぁ少しは。
あんなことするような人には見えないから。｣


岩｢相手が愛華だからだよ、きっと。溺愛してるからね。｣


｢…そうなんだ。｣








登坂さんが溺愛ってあんまり想像できない


でも、こんなに甘えてるもんね




ほんとに好きじゃなきゃ、こんな姿見せたりしないか…







それに月島さんも。


潰れるまで飲まないでよって口では文句言ってるけど、登坂さんに向けてる視線は優しい





というか、愛おしいものを見るような視線






この人もきっとすごくすごく、登坂さんのことが好きなんだ。





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