one’s love 3 《登坂広臣》 (ページ39)

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慣れないページ39

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Aside

店を出てから、今度は臣くんの洋服を見にいったり

ふらっと寄ったジュエリーショップでお揃いのリングを買ったり

大好きな人との時間はあっという間で気が付けばもう夜の７時半

｢もう帰る？｣

臣｢外で飯食う？｣

｢ううん、明日早いから今日はお家がいいな｣

臣｢肉じゃが。｣

｢ふふ笑うん、いいよ笑｣

臣くんのリクエストに応えるため、食材を買いに２人でスーパーに行ってから帰宅。

帰ってから、１番最初にしたのは

夜ご飯の用意。

ではなく。

寝室の鏡の前でファッションショー。笑

女の子なら誰でもしたことあるんじゃないかな？

新しい服買うと着てみたくなっちゃうんだよね笑

ショッパーから服を出してルンルンでお着替え

そして、最後に手に取ったのは

臣くんが選んでくれたワンピース

袖を通して鏡に映る自分を見つめた

｢やっぱりかわいらしすぎる…かな…？｣

変…ではない。多分。笑

だけど、やっぱり普段着るような服じゃないからくすぐったく感じる

臣｢A？なにしてんの？｣

鏡の前でにらめっこを繰り広げてると寝室に臣くんが入ってきた

｢あ、、どう…？かな？
ワンピース着てみたんだけど、、｣

臣｢……｣

聞いても無言。

ベッドに座ってただじっと見つめてくるだけ。

あぁ、これはダメな方の反応かも、、。

｢…やっぱ似合わないよね、笑
ワンピースに悪いことしちゃったなぁ｣

臣｢まだ何も言ってない｣

｢え？｣

臣｢似合ってないとか言ってない｣

｢でも、、何も言ってくれなかったじゃん。｣

臣｢Aのせいでしょ｣

｢わたし？！｣

臣｢…かわいすぎるお前が悪い｣

その言葉に心臓がドクンと大きく跳ねる

またそうやってすぐドキドキさせる

こんなのいつまで経っても慣れないに決まってるじゃん。

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