one’s love 3 《登坂広臣》

俺のため？ ページ15

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登坂side




臣｢なに、、、って。会議だけど。｣





そう答えた俺に楓ちゃんは少し声を荒げて言う








楓｢何でAのとこに行かないんですかっ！！！

心配じゃないんですかっ？！！！！｣




臣｢心配って、、、

そりゃ心配だけど、別れた俺には関係ないでしょ｣









冷たい俺の返事に目を丸くして今度は少し涙ぐみながら話し始めた









楓｢誰のために別れたと思ってるんですか！！

全部、登坂さんのためでしょう？！
何でAばっかり辛い思いして、こんな目に合わなくちゃいけないんですか？！｣









…は？




俺の…ため…？









晴｢かえちゃん、それ言っちゃダメだよ！！
口止めされたじゃん！！｣



楓｢いいよもう！！！
こんなのAが可哀想だよ！！！｣



臣｢まって。
俺のためって、どういうこと…？｣



楓｢…Aずっと変なやつに付きまとわれてて、それで、





岩｢楓ちゃん。もういいよ、後は俺が話すから。｣









がんちゃんの言葉に話を止める楓ちゃん



そして、お邪魔して無礼なこと言ってすみませんでした と頭を下げて２人とも出て行った









岩｢会議中、申し訳ないんですけど少しだけいいですか？｣




直｢いいよ、好きなだけ時間使いな｣









直人さんの許可をもらって



がんちゃんがポツリポツリと話し始める









俺がAから直接聞かないといけなかった







俺が気づかないといけなかったことの真相を。





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