one’s love 3 《登坂広臣》 (ページ2)

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急な訪問者ページ2

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Aside

臣くんと別れてもなお続く手紙や電話を頭から消し去りたくて

もう何も考えたくなくて

毎日毎日、これ以上無理でしょ？ってぐらい仕事を詰め込んだ

そしたら仕事を詰め過ぎだって怒られて、、、

今日は社長から直々にOFFだと連絡が来た

半強制的な休みだったけど、ゆっくり買い物に行ったり、久しぶりにヨガに行ったり良いリフレッシュになった

帰りにワインを１本買って

さぁ、今から宅飲みだ！って時に鳴り響いたインターホン

画面の向こうには明らかに怒ってる剛典がいた

｢急に家にくるなんてなに？｣

もうわかりきった質問をしてはぐらかす

岩｢いいから早く開けろ｣

｢今からひとりで飲むの
帰って。｣

岩｢早くしないと俺ここで叫ぶから｣

｢は？！
やめてよ！自分が誰だかわかってる？！｣

岩｢５秒以内に開けろ
ごー、よん、さん、にー、

｢わかった！！！開けるから！！
ちょっと待って！！｣

しぶしぶ玄関を開けたら、私の許可無くズカズカとリビングに入ってきてソファに座る剛典

いつものことだから、気にしたりしない

けど

何かがいつもと違うんだとしたら、それはきっと私を見る目だ

｢なんの用？｣

岩｢そんなのお前が１番わかってんじゃねーの？｣

｢さぁ、、なんのことだろうね｣

岩｢どういうつもりだよ｣

｢わかりやすく言ってくれない？
まわりくどいの嫌いなの｣

岩｢…なんで、臣さんと別れた？｣

そう言って私を見つめる目は

怒りで満ち溢れてる

それなのに

どうして剛典がそんなに悲しい顔するのよ

なんで剛典が辛そうなのよ

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