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優斗side※リスカ表現あり ページ17

家中にお皿の重なる音だけが響き渡る。
あれからそうやんに送ってもらった俺はすることもなく、結局残していた家事をすることにした。

皿洗いをしながらも、俺の頭には一つの事しか思い浮かばなかった

「そうやん...大丈夫かな」

俺がなんとかする。そうやんはそう言っていた。
いくらそうやんでも結局は後輩なわけで。
あいつらは多分後輩に何をされても響かないんじゃないかって不安になる。
むしろ、そうやんに危害を加える可能性だってある。
俺は、本当にそうやんを頼って良かったんだろうか...

そう考えていた頃、なにやら外が騒がしくなった

この真昼間の住宅街。近所の人は大抵外出しているときだし、なにより、休日ですら静かな時も多いほど人通りも少ない。

その騒がしさが近づいてくると共に、俺の心もザワザワと騒がしくなっている気がした。









その時、ピタっと騒がしかった外が静かになった。
その瞬間、俺の心とは裏腹に軽快な音が家中に響く。

俺は恐る恐るインターホンを見た...

「ッ...!?」

な、んで...?
家がバレた...ッ
怖い...やだ、誰か、助けッ

「いるのは分かってんだよ〜笑」
「出てこいよー笑」

俺は慌てて自分の部屋に隠れた。
部屋の鍵を閉め、カーテンも閉め、誰からも見えないようにした。

「怖い、やだ、ごめん、なさいッ」

気づいた時には自分の手にはカッターが握られていた。

自分の腕が赤色に染まっていくところを見ていると

「...ははっ」

と、声が漏れる。
あぁ、俺は狂ってしまったのだろうか。
いつまで経っても止まらないその血はたらたらと流れ、床を赤色に染めていく。

そのまま俺は意識を失ってしまった

蒼弥side→←蒼弥side



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ミナーきしれん&みちながー(プロフ) - りーさん» ありがとうございます!夏休み前で少し余裕が出来たんでちょくちょく更新させてもらいます^^ (2019年7月8日 22時) (レス) id: 25c43ab4f1 (このIDを非表示/違反報告)
りー - 更新ありがとうございます!少しずつでいいので頑張ってください! (2019年7月7日 20時) (レス) id: 764e06a67a (このIDを非表示/違反報告)
ミィナ サブ - 皆さんコメントありがとうございます!先日テストが終わりましたので、また少しずつ更新していきます。(ただ、またすぐテストがあるんですよね…)なるべく更新できるよう頑張ります^^; (2019年6月23日 0時) (レス) id: 3d39144444 (このIDを非表示/違反報告)
ルマンド - うわーこの話凄い好きです!気長になってるので頑張って下さい! (2019年6月17日 0時) (レス) id: 8600a6ad35 (このIDを非表示/違反報告)
りー - とても面白いです。続き楽しみにしてます。 (2019年6月10日 17時) (レス) id: 764e06a67a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミィナ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/0jm32959291/  
作成日時:2019年6月2日 17時

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