ひなみとでんわ！帝王編 ページ50
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「皆さん、こんにちは〜！日南Aです！」
突然弟のスマートフォンのカメラを回しだした日南。
7 MEN 侍･菅田のISLAND TVを堂々とパクった企画を気まぐれでやり出した。
まず最初に電話をかけてのは…
「もしもーし」
『どした？』
「今何してた？」
『寝てた』
「あ、そなの？ごめんね」
『んーん、大丈夫だよ』
HiHi Jetsのメンバー、井上瑞稀だ。
トップバッターから出て貰えないのはさすがに辛い、と確実に出てくれそうな人に電話をしたのだ。
無論、日南からの着信を拒否する人は早々いないので“いかに携帯を見ているか”という選考基準なのだが。
「ちょっとね、声聞きたくなって」
『何急に(笑)可愛いじゃん』
「だって会えてないじゃん？」
『そうだね』
「早く会いたいね」
『外出れるようになったら真っ先に俺と出かけよ』
「いいよ？(笑)」
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「瑞稀くん？」
『なに？』
「今ね、ISLAND TV撮ってるんだけどね」
『は！？(笑)』
「いきなり電話してみたって企画(笑)」
『琳寧じゃん！』
「パクった(笑)」
『やば(笑)』
「でね、次誰に電話しようかなと思って」
『えー、しなくていいじゃん』
「だって瑞稀くん最初にかけたから1人目で終わっちゃうよ(笑)」
『まじ？俺1番？』
「うん！」
他の人にかけるのは許してくれそうになかったものの、自分が1番だと知って嬉しそうな声を出す井上。
声だけでもニヤニヤしてるのは丸分かりだ。
「誰が出てくれると思う？」
『みんな出るでしょ』
「みんな携帯見てるかなぁ」
『こんぴーとかは？』
「絶対出ないでしょ！(笑)」
『気付かないだろまず(笑)』
「んじゃ、ごめんね急に」
『んーん、誰も出なかったらまたかけといで(笑)』
「分かった(笑)ありがとう〜」
『はーい、ばいばい』
「ばいばーい」
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2020年2月24日 11時
