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神様 女神様 嶺亜様 ページ42
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「あ、」
「どした？」
「私の好きなやつ、買っといてくれたの？」
「あー、見つけたからね」
メンバー内攻防戦の後、宣言通り中村と会っていた日南。
今日は“お家デート”というやつだ。
我が家かのように冷蔵庫を開けた日南は、目の前に置いてあったミルクティーを手に取るとルンルン気分でソファに戻る。
日南を妹のように可愛がっている中村は嬉しそうに笑って頭を撫でた。
「ねぇA？」
「んー？」
「落ち着いたらさ、2人で遠出しない？」
「遠出？」
「うん。ほら、いつも近場だったからさ、遊園地とか行こうよ」
「行く！行きたい！」
「チケット買っとくね」
「へへ、ありがと」
日南と中村がデートする時は大抵近くのカフェやショッピングモール。
仕事や先約が詰まっている日南と出かけるにはそのくらいが丁度いいらしいが、中村としてはもっと長い間一緒にいたかった。
「なんかいつもやってもらってばっかで悪いなあ」
「俺が好きでやってるだけだよ？」
「それでも嫌！ね、なんかしてほしいことないの？」
「ないよ(笑)」
「ちゃんと考えて！」
「ん〜……あ、」
「誕生日、俺と一緒にいて？」
＿＿＿＿＿＿＿＿
Reia.N Happy Birthday!!
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2020年2月24日 11時
