脳内ポイズンベリー ページ36
･
「克樹くんお疲れ様〜！」
「わ、ありがとうAちゃん！」
3月21日、日南は7 MEN 侍の本高が出演する舞台･脳内ポイズンベリーの見学に訪れた。
わざわざ仕事の合間に1人で足を出向いてくれた日南に、キラキラと目を輝かせながらお礼を言う本高。
ちなみにこの2人、事ある毎に呼び名が変わる2人なのだが、今は下の名前で落ち着いたらしい。
「すんごい面白かった！」
「まじで！？」
「うんうん！克樹くん、超かっこよかったよ〜！」
まるで石橋とハトコ(※)のような会話を繰り広げる2人。
関係者が機転を利かせて2人きりになれる時間を取ってくれたのだが、日南がこれだけ騒げるのであればそれは良き判断だったのだろう。
「忙しいのにわざわざありがとね」
「んーん。克樹くん、berro見に来てくれたから！」
「へへ、可愛いなぁ〜！！」
日南の綺麗な黒髪をわしゃわしゃ！と犬のように撫でる本高。
やめてよ〜！と逃げる日南だが、大して嫌がってはなさそうだ。
「舞台終わったらご飯連れてってあげるね！」
「やった！お肉食べたい！」
「え〜、俺つけ麺がいい」
「嶺亜くんに怒られるよ？」
「肉も一緒でしょ！」
「ふふ、嘘嘘！克樹くんの好きなのいっぱい食べよ！」
当然、払うのは本高なのだがそんなことは一切気にしていないのがジャニーズマジック。
例え日南がお金を払わなくても、日南とご飯に行けるだけで代金を全額負担する価値は十分にあるのだ。
「可愛いねぇ、ほんと」
「石橋も可愛かったよ？」
「克樹くんは？」
「かっこいい！！」
「100点満点〜！！！」
ぎゅーっと思い切り抱き合う2人。
こう見えて歳は5つ離れているのだが、そんなことは、
脳内会議するに値しないらしい。
＿＿＿＿＿＿＿＿
※石橋とハトコ…脳内ポイズンベリーに登場するキャラクター。
舞台では石橋を本高、ハトコを斉藤優里が演じる。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 777人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2020年2月24日 11時
