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貴方side
めんどくさそうなやつらから逃げて私はクラス表を見る。
クラスは1-5。
私は続いてアイの名前を探す。
やっぱり同じクラスかあ。
よし。全力で逃げよ。
私は教室へと足を進めドアを開けた。
やはり時間が早いため誰もいない。
座席表を見ると私の席は窓際の一番奥。
隣の人は．．．というよりかアイ以外このクラスの人の名前は知らない。
覚える気もないし何より他人に興味がない。
私は席に着きスマホで曲を流す。
《メーデー僕と分かっても、もう抱きしめなくていいんだよ》
貴方『うるさっ。』
音量を下げておくのを忘れていた。
おかげで耳が痛い。
曲に合わせて鼻歌を歌っているとアイがドアを開けて突進してきた。
アイ「A！！なんでおいてったの！？」
貴方『めんどくさかったから。』
また私はヘッドホンをつけ曲を聴き始める。
横でアイがため息をつき座席表を見に行ったことが分かった。
またしばらくすると六人の男子が入ってきた。
私は焦って目をそらす。
だがそれよりも先にアイ私のヘッドホンを取り上げた。
アイ「はーい。話さないという選択肢はありませーん。」
貴方『．．．』
もう死んでも口を利かない。
私は鞄から推理小説を取り出したがそれもアイに取り上げられた。
アイ「また会いましたね。」
？「う．．．うん。」
あれ？もしかしてこの人たち．．．女子が苦手な可能性が(かすかな希望)！
貴方『アイ．．．多分この人たち女子が苦手だからやめといたら？顔面偏差値が高いからちやほやされ続けて疲れたんじゃない？』
アイ「え．．．そうなんですか？」
なんで聞くんだよ！
聞かれたら否定せざるを得ないだろうが！
もうちょっと考えろ！
？「そ．．．そんなにおこんなくても。」
おずおずと私に一人が声をかけてくる。
貴方『別に怒ってなんかいません。アイの理解能力のなさに絶望しているだけです。』
アイ「ひどくない！？あとさっきの心の声駄々洩れだったからね！」
貴方『．．．あ？』
アイ「ごめん！許して！」
アイの仕草は目に入らない。
ここで私は最大の罵倒をしてしまう。
貴方『そんなんだからいじめられるんだよ！』
アイの苦しそうな顔が見える。
私は固まって動かないアイの手から奪われたものを奪い返して教室を後にした。
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龍愛 - この次が楽しみです！頑張ってください！ (2019年11月24日 17時) (
レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
yurei(プロフ) - シモンさん» どこ地方？わい中国（日本） (2019年7月14日 18時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
シモン - コメ築くの遅くてごめんこっちもあいたい！ (2019年7月14日 0時) (レス) id: 57a1c00f7c (このIDを非表示/違反報告)
yurei(プロフ) - アズピさん» ネタが降ってきたら書きます。 (2019年7月7日 13時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
アズピ - 早く読みたいな！作るの大変だけど頑張って♪ (2019年7月6日 23時) (レス) id: c218c9ecca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yurei | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/WT_MT_tanpen/
作成日時：2019年2月5日 16時
