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なかむside
Aに暴言を吐かれても仕方がない。
そう思っていたけど実際言われるとショックだった。
多分何処かでAは俺らのことをわかって許してくれると思ってたんだ。
でも、現実は明らかな拒絶だった。
暴言だけだったらまだいい、はっきりと拒絶されたのだ。
特にきりやんはかなりのショックを受けている。
それはそうだろう、Aときりやんの家は隣同士なのだから。
きり「はぁ...。」
Aがあんなこと言ったから。と怒る人は誰もいない。
逆に言ったらほかの人から殴られていただろう。
この状態は、自分が作ってしまったから。
「ごめんなさいね、Aが。」
そうAの母親が言ってもみんな落ち込んだままだ。
「...A、リハビリしないんですって。学校にも...もう行かないって...。」
なか「そう...なんですか。」
Aはもう、生きることをあきらめてしまったのだろうか。
「このまま死ねればよかったのに」そう思っているのだろうか。
「でも、Aは泣いてたわ。笑いながら。」
きり「...え?」
「そう、あなたたちがもう来ないだろう。って言いながらね。」
Aは俺らを大切に思っていてくれたのか?
だけどその期待を俺らは...。
「だから、自分を責めないで。Aもそれは嬉しくないと思うわ。」
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yurei(プロフ) - 友希那さん» ありがとうございます。 (2019年8月5日 19時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
友希那 - 自然と涙が…すごくいい作品だと思いました (2019年8月5日 18時) (レス) id: 43ce5d2e93 (このIDを非表示/違反報告)
yurei(プロフ) - よるさん» 頑張ります (2019年7月24日 9時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
よる - あぁ、、、続きが知りたい。(←迷惑かけんな) (2019年7月23日 21時) (レス) id: ab3e76bedb (このIDを非表示/違反報告)
yurei(プロフ) - シモンさん» あざっす (2019年6月14日 19時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurei | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/WT_MT_tanpen/
作成日時:2019年6月2日 16時