７ ページ8
なかむside
目が覚めるとふかふかのベッドの上にいた。
―俺、つかまったんだっけ。
手足は拘束されてなく、自由に動かせる。
―おかしいな。人質なら動きを制限するために縛るはずなのに。しかも、ドアのカギ開いてるし。
ドアを開けてみるとそこには料理を作るAさんの姿。
なか「あ、あの...。」
貴方『起きたんだ。早かったね。ちょっと待ってて。』
え...この人がシャークんの幼馴染で血塗られた伝説の主犯の1人？
見た目はただの少女にしか見えないんだけどな。
貴方『？座ってていいよ？』
あー。これは普通に正体知らない人からしたら恋に落ちるやつだ。
なか「あ、うん。てか俺を縛らなかったんだね？」
貴方『縛ってほしかった？』
前言撤回。この子は正真正銘シャークんの幼馴染です。
俺が慌てて首を横に振ると料理を運びながらAさんは言った。
貴方『まあ、そうだよね。私も嫌だから縛らなかった。』
なか「いや、Aさんが嫌でも普通は縛るでしょ。」
貴方『敬称めんどくさいからいらないよ。生憎私は普通じゃないんでね。』
こんなに軽い暗殺鬼いるの？
貴方『逃げたら始末すればいいだけだし。(ぼそり)』
真顔で怖いこと言ったぞ、シャークんが笑って言うのも怖いけど真顔も怖かった。
てか小さく言ったつもりだろうけど聞こえてるからね？
貴方『んで、私は仕事行くから...水色の悪魔はじっとしててね？』
なか「水色の悪魔って呼ぶのやめて。俺の名前はなかむだから。」
貴方『わかった。じゃ、行ってきます。』
抵抗する気はなかった。
抵抗しても無駄だろうと変な確信があったから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワイテルズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねむい人 - 終わりなのかぁ。かっこよかったです！(語彙力どこ行った) (2019年5月15日 6時) (
レス) id: bb51565a42 (このIDを非表示/違反報告)
yurei(プロフ) - シモンさん» ありがとー！ (2019年5月4日 16時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
シモン(プロフ) - えっ完！終わりかぁ〜おめでとう！ (2019年5月4日 15時) (レス) id: 50340a341d (このIDを非表示/違反報告)
シモン(プロフ) - うん！ｗ (2019年5月1日 13時) (レス) id: 50340a341d (このIDを非表示/違反報告)
yurei(プロフ) - シモンさん» 別の物も読もうかｗ？ (2019年5月1日 12時) (レス) id: 66922ea055 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yurei | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/WT_MT_tanpen/
作成日時：2019年4月28日 13時
