隠れ鬼【ＷＴ】 (ページ15)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:31,335 hit

１４ページ15

なかむside
なか「俺の父親ってどんな人？」
貴方『あなたに全然似てない。残虐で冷酷で...本当の悪魔だよ、あれは。』
なか「...俺らの父親の話について詳しく聞かせてくれない？」
貴方『いいよ。』
まさか、ここで俺たちの父親の話が聞けるとは。
貴方『あなたたちの父親は革命家だった。二つ名もあなたらと全く同じ。その革命家は国を一つ平定させた。ここまではあなたらと一緒だね。だけど、そいつらは殺人に手を染めだして国の政治を放っておいた。まあ、そうなったのをあなたたちがまた平定したんだけど。殺人に手を染めたことがいけないことだと一番最初に気づいたのは青色だった。青色はそのチームの中で一番やさしかった。だけど、それはいけないことだとメンバーに言ったら殺された。』
背筋が凍る思いがした。まさか自分たちの父親は殺人に手を染めていただなんて。
貴方『で、次の犠牲者は赤色だった。赤色は腕のいい狙撃手だったのだけど勘が鋭く、意味のない殺人はいけないことだと気づいてしまった。だけどそんなことを言ったら殺されると分かってたから言わなかった。まあ、結局バレて殺された。で、あとはなかむが知っている通り。』
Aは現代のことを話そうとしなかった。
俺ときりやんとスマイルの父親は生きているということなのだろう。
彼女は同業者だと言っていた。
つまり父親たちは、まだ生きていて殺人を繰り返してたのか。

１５→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
 他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )