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「あれ？俺のこと知ってる感じ？」
「あ、えっと、」
どうしよう、なんて答えればいいんだろう。一目惚れしましたって素直に言う？いや、初対面でそれは引かれるよね。じゃあ入学式で挨拶されていたので、とかが自然、？
そんなことを考えていると、じゅったんがとんでもないことを言う。
「入学式できょもに一目惚れしたんだってー。」
「ちょ、じゅったん、！」
「あ、そうなの？俺かっこいい？」
「は、はい！かっこいいです！」
「はは、面白い子。笑 ありがとうね。」
やばい、生京本先輩かっこよすぎる………！俺かっこいい？なんて京本先輩じゃなきゃ許されないセリフだ。もうこうなったら、先輩好き好きキャラでいこう！後輩にしか許されない特権だもんね。
「京本だけは絶対会わせるなって言っただろ、！」
「まあまあ。」
「Aちゃんも一緒に昼食べよ？」
「はい！」
なんだか小声で北斗とじゅったんが喧嘩しているけど、それは無視しよう。京本先輩を紹介してくれるなんて、じゅったんには感謝しかない。じゅったんに話しておいてよかった。
「Aちゃん。」
「はい！」
「可愛いね。」
「え、！！」
「はは、やっぱり面白い。笑」
京本先輩に可愛いって言われた、！いつもじゅったんが可愛いって言ってくれるけど、それとはまた全然違った嬉しさがあった。まあでも、今は完全に揶揄われてる気がするけどね。
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作者名：陽奏 | 作成日時：2023年7月13日 22時
