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レッスンが終了。
平日はいつも制服に着替えて帰る冬野は男達のように楽屋で堂々着替えるわけにもいかないので更衣室。そのため現在楽屋に冬野はいない。
そんな中、1人ソワソワする男がいた。
井「ねぇ、まだ貰ってないの」
橋「貰ってない貰ってない、俺まじでないのかなチョコ」
…ソワソワと言うよりヒヤヒヤの方が正しいかもしれない。井上は今日ご飯を作ってくれるという約束があるのだが橋本はそんな約束もなく、何ならチョコの話もしていない。
橋「俺なんかしたかな」
井「貰えなかったらどうするの」
橋「え、」
貰えなかったらどうするの、の一言で時が止まったかのように動きが停止する橋本。
橋「俺なんかしたっけ？」
いくらメンバーといえども冬野は女の子。
思春期Jetsは多少なりとも意識はする。
橋本は頭を悩ませていた。
「瑞稀帰ろ！」
着替え終わった冬野は井上を呼ぶ。
井「ちょっと待って」
井上は橋本に近づいて
井「はしもっちゃん何か言ってみたら？」
と。
橋本はチラリと冬野を見るとパチリと目が合う。
橋「あー、瑞稀、ちょっとA借りる」
井「はーい」
そう言って橋本は冬野に近づく。
「な、なに」
橋「Aこっち来て」
「え、ちょ、」
井「いってらっしゃーい」
橋本に引っ張ってこられた楽屋の隣の部屋。
冬野は下を向いていた。
橋「ねぇA俺にはチョコないの？？」
目線を合わせくる橋本。冬野はすぐに目を逸らす。
「えっと…」
橋「俺以外にはあげてたじゃん」
さりげなく壁ドンとやらに持ち込む橋本。
「ちょ、近いって」
橋「だってチョコくれないもん」
「もんじゃないって！」
橋「え〜…」
そう言って橋本が冬野から少し離れると、冬野は橋本に抱きつく。
「絶対私の顔見ないで聞いて！！！」
橋「あ、はい！」
「他教室出禁なのにどこで貰ったのっていうくらいチョコ持ってたから嫌だった、1番にあげたかったの、でも無理だったからあげたくないって思っちゃったの、それだけ！」
橋「何それ嫉妬かよ、、、」
前回も言ったかもしれないがまたもう一度言っておこう。付き合ってはいない。
橋「Aから貰えなきゃ意味ないんだけど」
「…ずるい」
橋「何が(笑)」
冬野は橋本から離れると鞄から箱を取り出す。
「…いつもありがと、これからもよろしくね」
橋本がキュンとしたのは言うまでもない。
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ぷりん(プロフ) - 血液型も誕生日も出身地まで全部私そのまんまなんですけど、最高ですか！？笑 (2020年8月13日 19時) (
レス) id: 835cd9e49f (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 瑞稀君と優斗君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年8月18日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすみづき | 作成日時：2019年1月30日 17時
