▽佐藤龍我 ページ36
今年もありますジャニーズアイランド。
HiHiの楽屋には冬野ともう既に寝ている井上の2人。
寝ている井上と違い椅子に座って本を読んでいた冬野は眠気がやってきたのかウトウト。
そんな中、
佐「ねぇ！！！Aちゃん！！！！」
元気な大きな声で楽屋に入ってきたのは佐藤龍我。
ウトウトしていた冬野もビックリして肩がビクッ！となる。
冬「びっっ、、くりした、、！りゅがちゃんっ、」
佐「AちゃんAちゃん！！！！」
冬「瑞稀寝てるからもうちょっと静かに…」
佐「あっ、ごめん…」
冬野に注意され分かりやすくしゅんとする佐藤。
冬「どうしたの？」
佐「明日はなんの日でしょう！」
そう問いかけて佐藤は目をキュルンキュルンと輝かせた。
冬「明日…？？」
佐「そう！明日！」
携帯をチラッと見て日付を確認する。今日は12月16日。明日は目の前にいる佐藤龍我の誕生日である。
"来年の誕生日は龍我ちゃんの行きたいところ連れてってあげる"
"ほんと？！やった！！楽しみにしてる！！"
…と、約束してはや1年。冬野は必死な佐藤にイタズラしたくなり、
冬「あっ、そう言えば明日美容院の予約あったな…」
と。
佐「えっ…？」
冬「え？？」
佐「Aちゃん忘れちゃったの？！約束したじゃん！！」
冬「約束…？」
佐「酷いAちゃん！もう知らない！きらい！」
拗ね始めた佐藤を見てやりすぎたかと反省。
「ねぇ龍我ちゃん」
「なに！もう！知らないもん！」
「目閉じて？」
冬野がそう言うと素直に言う通りに目を閉じた佐藤。冬野は自分のカバンからあるものを取り出して
佐「何Aちゃん！くすぐったい！」
冬「目開けていいよ」
佐「うわぁ！！！！なにこれ！！！！Aちゃん！！！！！！」
冬「あとこれも。ちょっと早いけどお誕生日おめでとう、明日渡そうと思ってたんだけど(笑)」
100点満点のリアクションで喜び抱きついてきた佐藤を見てあげて良かった、と照れる冬野。
佐「毎日する！！！！舞台これ付けて出る！！！」
冬「舞台は我慢して？？」
冬野があげたものはマフラーと指輪。明日忘れるのが怖くて前日の今日から鞄に入れていた。喜んでいる佐藤に、
冬「龍我ちゃん明日どこ行く？」
佐「！！Aちゃん！！！！」
約束覚えてた〜！とまた嬉しそうに抱きつく佐藤。
ずっと可愛い弟みたいな龍我ちゃんでいて欲しいな、と思う冬野であった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1047人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷりん(プロフ) - 血液型も誕生日も出身地まで全部私そのまんまなんですけど、最高ですか！？笑 (2020年8月13日 19時) (
レス) id: 835cd9e49f (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 瑞稀君と優斗君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年8月18日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なすみづき | 作成日時：2019年1月30日 17時
